早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

都会の砂利道の共同住宅

2024-03-12 13:58:18 | 日記

 こんな風景、令和にあると思う? しかも、都区内の中央部、山手線の内側、近くにはオフィスビルが建ち並び、高層と言えるかわからんが、10階建てくらいのマンションもたくさんある、地下鉄駅から5分くらい歩いたところだ。しかし、一歩横道に入ると、舗装もされていない砂利道に廃墟、昭和チックなアパートがたくさんある。

 

 

 ドアは開け放たれ、たぶん、そこで靴を脱いで廊下から部屋に行くパタンだろう。写真には写らなかったが、上階につながる階段がある。しかし、生活感は1階の部屋から感じ取れる程度だ。上階からは感じられない。

 入口のドアノブの横の手すりにぶら下げられた札(写真中央右)には「〇×ハイツ」と手書きの小さな札が掛けられている。きょうみたいな、雨が降ってるか降ってないか分からないような雨の時には、向かいの廃墟の軒先で雨宿りさせてもらっているが、余計なお世話だが気になって仕方ない。全国的な「空き家問題」がまさに都心で起こっている、ここもじきにそうなるのだろう状態なのだ。

 雨宿り途中に、なんと、階段を下りてくる若い男性がいた。風体はフツー。20分後くらいにスーパーだかコンビニの袋を下げて帰ってきた。2階か3階に住んでいるんだろう。オレに威嚇とか警戒する様子はなく、無関心だった。

 オレは砂利道をしばらく歩いて、都会の道に戻った。ホントーに都会の奥は深いね。


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