延命治療とは...
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一般に、回復の見込みがなく、死期が迫っている終末期の患者への生命維持のための医療行為をいう。人工呼吸器の装着、心臓マッサージや昇圧剤投与による心肺機能の維持、水分や栄養の点滴などがある。ただ、「終末期」の明確な定義はなく「いつまでが救命で、いつからが延命か」という線引きは難しい。
(2006-04-22 朝日新聞 朝刊 生活1)
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癌が再発した知人。
手術ができないため抗がん剤治療をすると言う。
「ま、延命だよね」
その言葉に、私は能天気な希望を抱いたのだが…
どうも『延命』には「回復の見込みはない」という意が含まれるようである。
其れを込めたかどうかは分からないが、彼の言葉の返事に戸惑ったのは、奥底の其れを感じたのかもしれないな。
かなりのツラさを伴う延命に、吹けば飛ぶよな希望で耐えれるものなのだろうか?