
昨日、2011年3月15日(火曜日)の夜勤の途中、ふとインターネットのニュースサイトを見ると『静岡県東部、震度6』の文字が…私の息子が住んでいるのは神奈川県西部なので心配になり
電話するも災害時のためすぐには連絡が付かず
…やっと連絡が取れて無事を確認。
息子曰く『こっちは震度5弱って出てたけど、正直もう慣れたなぁ』との事。慣れちゃダメなんじゃないか
と戒めては置きましたが、災害時なので長電話も憚られ
細かい事は聞けませんでした。やっぱり心配です
あと原発ね
…行政やら電力会社を信用する以外に手の打ちようは無いわけですが、こちらもどうなるか分からない事だけに心配です
そんな中ですが、当ブログでは映画観賞記録他通常の記事アップを再開(?)する事としました。
自粛していたというわけではないのですが今までテンションが上がらなかったのは確か。まぁそのあたりが取り戻せて来たという事で。
で、記事自体は以前から草稿していた内容を含みます。
ひょっとするとこんな世間の状況に対して不謹慎な内容も含まれるかもしれませんが、その場合はご容赦ください
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
(監督:本広克行、出演:織田裕二、深津絵里、柳葉敏郎、2010年邦画)
TSUTAYA DISCASさんから「ガフールの伝説」と一緒に届いた一本。2011年2月4日(金曜日)の夜に観賞しました(DVD)。
ストーリー
TVドラマ「踊る大捜査線」の映画化シリーズ3作目。
湾岸署刑事課強行犯係の係長に昇進した青島俊作(織田裕二)は、引越しを控えた湾岸署の責任者に任命され騒然とした業務をこなしていた。そんな中管内でバスジャック事件と金融機関の金庫が破られる事件が立て続けに発生。青島と恩田すみれ(深津絵里)らが各々現場に急行するが、そのどちらもが何も盗られていないという不可解なものだった。更に新たに引越し先の新湾岸署の武器保管庫から3丁の拳銃が盗まれるという事件が発生、間もなくその拳銃によって射殺された遺体が発見される。
詳しくは…http://www.odoru.com/

ピロEK的感想&点数
前半は結構面白く思いながら観ていたんですけどねぇ。なんか続編映画特有の感じとかを普通に楽しみながら
…ね。笑える部分はちゃんと受け止められたと思っています。王さんとか。
でも観終わると、なんか制約とかイッパイある中でムリヤリに作ったツマンナイ映画だったなぁという印象
例えば、事情で出演出来ない俳優さん達…。
亡くなっちゃった、いかりや長介は仕方ないとしても、事務所を辞めたとか言う理由でメインキャストの一人が出られないなんていうのはショービジネスとしては如何にもお粗末な日本の映画界(芸能界)の姿まで見えてきてテンションの落ちる部分
何の理由からか殆ど共演もしない織田裕二と柳葉敏郎からは何を思えば良いのか
主演俳優どおしの掛け合いが無いなんて、このシリーズ本筋として成り立っていないに等しいんじゃないか
と…こんな感じならむしろ柳葉敏郎自体が出ない方が良かったんじゃないの
か…とか思わされたりね。
真下正義(ユースケ・サンタマリア)が途中で『目には目を歯には歯を』みたいなことを言い出し小泉孝太郎に連絡した時に、ん
…もしかして「交渉人 真下正義」の犯人が割り出されていたりして、そいつに協力させるの
…なんて期待したりもしたのですが、なんか知らないヤツが出てきて
テキトーな展開
…「交渉人 真下正義」をちゃんとオトしておけば展開も違っていたのかもとか。
新キャラクターの面々も…初顔見せの“くせ”に勝手なキャラ設定があって馴染めないしなぁ
…目立った活躍もしないチビノリダーに意味とかあったのかなぁ
…小栗旬も本人同様にムカつくだけのキャラだったし
…あと、織田裕二って全然上手くならないなぁとかも思ったかな

脚本も基本的には深く練っていない感じで
…
あいかわらずな本庁キャリア組と所轄警官のいがみ合いを見せられた揚句、ろくにオチもしない感じで
…事件は凄い心理戦・サイコ犯罪のような雰囲気で描いているつもり
なんだろうけど、そうでもないとしか思えないしなぁ
…そもそも映画版一作目をちゃんと観た事が無い私には日向真奈美(小泉今日子)がナンボのモンか分からないってのがあるんだけど
、レクター教授を気取ってるつもりならお粗末だし、恥ずかしくないのか
…と(ともかく魅力のある悪役には思えない
…屁理屈言ってるだけだしな
)。
展開にビックリしたり、やられた感とか…まぁそういうの全然無かった訳で
途中からツマンナイと思ってしまうと、スタートレックの人=三井一郎も、カエル急便も、キャプテンUDONも、ラストに出てくるボクシングトレーナー&ボクサーも…なんか、そういうのよりちゃんと映画作ろうよ
…とかしか思えなくてねぇ。
ということで点数は3点弱(5点満点中)。
ここのところ全部3点弱ですが、その中でも個人的なランキングでは「インフォーマント!」よりも「ジョナ・ヘックス」よりもチョイ下
(その二つは少なくともちゃんと作られていました)。
総評としては、最初は面白い感じがするけど尻すぼみ
…っていう感じ。
観て損ってほどでもないけど…それなりの予算を使った映画と考えれば出来栄えはお粗末寄り
シネコンで「トイ・ストーリー3」と同じだけ人が並んでいた映画なのにこんな程度。
記事のタイトルにも書きましたが、邦画に対する不信感が少しアップする一因とはなっちゃいましたかね
。こいつが話題作でなければ、その点では問題無かったのですが
…。
日本映画は何かを転換しないといけないと思うんだけどなぁ…個人的には
補足・蛇足
ただ、良く考えたら私はこのシリーズのファンでは無かったので、ファン用と考えればこんなものかも知れません。
…とか言ってもフォローになっていませんかねぇ

(当ブログ内の関連記事)
2006年05月21日 交渉人 真下正義…邦画マイブーム第二弾
2006年07月22日 容疑者 室井慎次…レンタルで鑑賞
今日はこのあたりで
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息子曰く『こっちは震度5弱って出てたけど、正直もう慣れたなぁ』との事。慣れちゃダメなんじゃないか



あと原発ね


そんな中ですが、当ブログでは映画観賞記録他通常の記事アップを再開(?)する事としました。
自粛していたというわけではないのですが今までテンションが上がらなかったのは確か。まぁそのあたりが取り戻せて来たという事で。
で、記事自体は以前から草稿していた内容を含みます。
ひょっとするとこんな世間の状況に対して不謹慎な内容も含まれるかもしれませんが、その場合はご容赦ください

「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
(監督:本広克行、出演:織田裕二、深津絵里、柳葉敏郎、2010年邦画)
TSUTAYA DISCASさんから「ガフールの伝説」と一緒に届いた一本。2011年2月4日(金曜日)の夜に観賞しました(DVD)。
ストーリー
TVドラマ「踊る大捜査線」の映画化シリーズ3作目。
湾岸署刑事課強行犯係の係長に昇進した青島俊作(織田裕二)は、引越しを控えた湾岸署の責任者に任命され騒然とした業務をこなしていた。そんな中管内でバスジャック事件と金融機関の金庫が破られる事件が立て続けに発生。青島と恩田すみれ(深津絵里)らが各々現場に急行するが、そのどちらもが何も盗られていないという不可解なものだった。更に新たに引越し先の新湾岸署の武器保管庫から3丁の拳銃が盗まれるという事件が発生、間もなくその拳銃によって射殺された遺体が発見される。
詳しくは…http://www.odoru.com/

ピロEK的感想&点数
前半は結構面白く思いながら観ていたんですけどねぇ。なんか続編映画特有の感じとかを普通に楽しみながら

でも観終わると、なんか制約とかイッパイある中でムリヤリに作ったツマンナイ映画だったなぁという印象

例えば、事情で出演出来ない俳優さん達…。
亡くなっちゃった、いかりや長介は仕方ないとしても、事務所を辞めたとか言う理由でメインキャストの一人が出られないなんていうのはショービジネスとしては如何にもお粗末な日本の映画界(芸能界)の姿まで見えてきてテンションの落ちる部分

何の理由からか殆ど共演もしない織田裕二と柳葉敏郎からは何を思えば良いのか

主演俳優どおしの掛け合いが無いなんて、このシリーズ本筋として成り立っていないに等しいんじゃないか


真下正義(ユースケ・サンタマリア)が途中で『目には目を歯には歯を』みたいなことを言い出し小泉孝太郎に連絡した時に、ん





新キャラクターの面々も…初顔見せの“くせ”に勝手なキャラ設定があって馴染めないしなぁ



…あと、織田裕二って全然上手くならないなぁとかも思ったかな


脚本も基本的には深く練っていない感じで

あいかわらずな本庁キャリア組と所轄警官のいがみ合いを見せられた揚句、ろくにオチもしない感じで



…そもそも映画版一作目をちゃんと観た事が無い私には日向真奈美(小泉今日子)がナンボのモンか分からないってのがあるんだけど





展開にビックリしたり、やられた感とか…まぁそういうの全然無かった訳で

途中からツマンナイと思ってしまうと、スタートレックの人=三井一郎も、カエル急便も、キャプテンUDONも、ラストに出てくるボクシングトレーナー&ボクサーも…なんか、そういうのよりちゃんと映画作ろうよ

ということで点数は3点弱(5点満点中)。
ここのところ全部3点弱ですが、その中でも個人的なランキングでは「インフォーマント!」よりも「ジョナ・ヘックス」よりもチョイ下

総評としては、最初は面白い感じがするけど尻すぼみ

観て損ってほどでもないけど…それなりの予算を使った映画と考えれば出来栄えはお粗末寄り

シネコンで「トイ・ストーリー3」と同じだけ人が並んでいた映画なのにこんな程度。
記事のタイトルにも書きましたが、邦画に対する不信感が少しアップする一因とはなっちゃいましたかね


日本映画は何かを転換しないといけないと思うんだけどなぁ…個人的には

補足・蛇足
ただ、良く考えたら私はこのシリーズのファンでは無かったので、ファン用と考えればこんなものかも知れません。
…とか言ってもフォローになっていませんかねぇ


(当ブログ内の関連記事)
2006年05月21日 交渉人 真下正義…邦画マイブーム第二弾
2006年07月22日 容疑者 室井慎次…レンタルで鑑賞
今日はこのあたりで


自分は大の『踊る』ファンですが、流石に今作は酷いモノを感じました。
まるで同窓会のようで、はっきり言って映画としては成り立っていません。
又、これまでのドラマやスペシャルも含め全シリーズを観ていないと面白さが全く伝わらないってのも考えものです。
この程度の内容ならば、TVSPで十分だと思います。
それにしても、いかりやさんがいないだけで、こうも場面が引き締まらないものなんですね^^;
ってとこでしょうか。
伏線かと思ったらただの小ネタだったってことがいっぱいで、
肝心の展開は頭脳戦て感じでもなかったし、
頭脳派対肉体派って感じでもないし、ほんとに
>ファン用と考えればこんなものかも知れません
でも、内田有紀が好きだからまあいいや、です。
関東(東京在住です)は地震まだおさまらんです。常に揺れてる訳じゃないけど、たまあに来ます。1日1回程度来るとやっぱり慣れちゃうんですね。慣れないとしょうがない。凄くでかいのが頻発しないからではあるんですけど。
いつもコメントありがとうございます。
他にも沢山コメントを頂いていますが、放置しているものが多く申し訳ありません
>まるで同窓会のようで、はっきり言って映画としては成り立っていません。
出演者の絞り込みが、脚本の都合ではなくて、芸能界の都合だとか言うのはお粗末です。
もっとキャラクターを少なくしてシッカリ作った方が良いのに…とか思います。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★KGRさんへ★
いつもコメントありがとうございます。
>伏線かと思ったらただの小ネタだったってことがいっぱいで、
>肝心の展開は頭脳戦て感じでもなかったし、
>頭脳派対肉体派って感じでもないし、ほんとに
そろそろ新しい劇場版でも作りましょうか…ってだけで作られてて、他には何にも無いように思えます。
こういう映画が大作として作られ、結構な観客動員をする作品。ハリウッドの興行低迷作品の中にはもっと良質なものが沢山あるように思えます。邦画って何か全体的にはダメです。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★ふじき78さんへ★
いつもコメントありがとうございます。
>でも、内田有紀が好きだからまあいいや、です。
先日、TVでミラクルひかるを見ていたら、ダメな内田有紀に見えてきました。
内田有紀さんは素敵な女性ですが、バーニ○グはなんか信用できません。なので内田有紀さんも少し怖く思えてきています。
>関東(東京在住です)は地震まだおさまらんです。常に揺れてる訳じゃないけど、たまあに来ます。
>1日1回程度来るとやっぱり慣れちゃうんですね。慣れないとしょうがない。
>凄くでかいのが頻発しないからではあるんですけど。
平時に関東でどのぐらい地震があるのかは分かりませんが、慣れたとはいえ普通の状況ではないんでしょうね。
心配です。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
自分もこの踊るシリーズは劇場版デヴューの『にわか』なもんですから、本当のファンの人のように楽しく鑑賞したというよりも『あれ?この人誰だっけ?』みたいな感じで少々頭をひねりながら考えちゃう鑑賞になっちゃってましたねぇ・・。
ホントお祭りのような展開でしたからストーリー性はそれほど深いものを感じませんでしたけど、後からブロガーさんから聞いたら凄い小ネタが満載されていた内容でもあったらしいので、それに気付かず観てた自分はやはりにわかだな~と同時に、勿体無い鑑賞だったかなとも思っちゃいましたねw
いつもコメントありがとうございます。
>ピロEKさんこんばんわ♪お返事がかなり遅れて申し訳ありません・・(汗
こちらこそコメントまで頂いているのに、そこから長らくの放置申し訳ありません
>後からブロガーさんから聞いたら凄い小ネタが満載されていた内容でもあったらしいので
同じく俄かの私でも気が付く小ネタはいくつかあったのでコアな方はより楽しめたのかもしれませんね。やはりファン向きの作品なんでしょうか。
ただ根幹となるのはそういう部分では無くストーリー自体であって欲しい…というか然るべきだよなぁ…と。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
作ればヒットするっていう部分に胡坐をかいたような作品でした。
もしまた劇場版が作られるなら、次回作が試金石になるでしょうね。
あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
…と、直ぐに返事を書かない故に、頂いたタイミングとは季節がらが違うご挨拶となってしまいましたが、映画のお話。
>作ればヒットするっていう部分に胡坐をかいたような作品でした。
現にヒットしちゃって、先日テレビで観たTSUTAYAのレンタルランキングでもかなり上位に入っていましたからねぇ。
みる側にも問題があるのかもしれません。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。