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【映画】海獣の子供…話はよくわからんけど芸術的に素晴らしい映画、悩んだら観たら良い

2020-04-27 21:27:42 | 映画
映画鑑賞記録です

「海獣の子供」🐋
監督 :渡辺歩
出演(声):芦田愛菜、石橋陽彩、浦上晟周
制作年:2019年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品

TSUTAYA DISCASから「ジョーカー」と一緒に届いた1本。
2020年4月26日(日曜日)のお昼までに鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
五十嵐大介のコミック「海獣の子供」のアニメ映画化作品。
湘南にすむ中学生の少女、安海琉花(声:芦田愛菜)は、夏休みの初日、ハンドボール部活動の最中、同級生とトラブルを起こしてしまい、教師(声:渡辺徹)から、部活に来なくて良いと言われてしまう。夏休みの目標を失った琉花は、別居中の父・正明(声:稲垣吾郎)の務める「新江ノ倉水族館」へ向かい、スタッフからバックヤードに通されるが、そこで館内の水槽の中を自由に泳ぎ回っている少年、海(声:石橋陽彩)と出会う。海には双子の兄弟、空(声:浦上晟周)とともにジュゴンに育てられていたという過去があった。琉花は、海に誘われ、海が「ひとだま」と呼ぶ隕石を観にいくが、その頃から海洋生物が一斉に移動を始めるなど、異変が起こり始める。



感想
具象か抽象かと言われれば(芸術的な具象、抽象の定義は知らないが💦)…私にとっては抽象的なお話。
子守唄だの、
富司純子さんが声優の歯抜けばあちゃんが色々語ったりだの、
それらしい話を散りばめるも、ストーリーが全く伝わって来ず意味がわからない

政府だの研究者だのが、何を求めて動いていたのかもよくわからず

現実パートだけを元に話を理解すれば、
ジュゴンに育てられていたところを保護された子供が二人、結局、海で行方不明になった話。
でしかない😅
他は全くわからないけど、主人公の女の子は成長できた…という。
1980年代の「意味わからんジュブナイル」の流れを汲んだストーリー😅

このあたり、
「本当に大切な約束は言葉では交わさない」
というキャッチコピー(&最後のセリフ)で、予防線だか、言い訳だかしており、実に潔く無い

後半は、(後述する素晴らしい美術なんだけど💦)
なんか「ツリー・オブ・ライフ」だか、
「ねらわれた学園」みたいな映像で、意味不明度が上昇😰、これが長々と続き💦、やや眠い(というか何度かオチた😪)…と思っていたら、
「私が宇宙(だ、ではなく)だったんだ」…by「ねらわれた学園」の峰岸徹
と主役の女の子に言わせる始末😅
…原作者の五十嵐大介という人は、私と同世代だから、「ねらわれた学園」から、何らかの影響があったんじゃないかと考察。
目玉👁の描写も多かったしな💦

大まかには「おじさんが考えた厨二病の哲学」みたいな話です。


逆に映像は、終始素晴らしい
日常の描写も、それこそビールの空き缶🥫から素晴らしく、江ノ島付近に行った気さえしてくるし、江ノ島付近に「聖地参礼」行きたくなるような素晴らしいもの

不思議描写の数々も、やや怖さを孕みながら、全部すごく美しく、私の文章力では語ることはできないクオリティ
原作者も美大出身とかなのかな、
その美術品テイストを壊すことのないアニメスタッフの努力とセンス、そういう感じで

美術面全体は、高評価ポイント
じっくり観たい部分でした(また寝ちゃうんだろうけど😅)

音楽♪でも…
久石譲の劇中音楽も、
米津玄師「海の幽霊」も、素晴らしく、映画の雰囲気の一役を確実に担っているものです


ということで点数は平均4点…お話3点、芸術点5点…(5点満点中)です。



蛇足🐍
これは穿った見方なのかもしれんのですが
キャスティングがね…
「キャスティングしている私、映画好きですよ、特にハリウッド映画、いい感じのツボキャストでしょ😉✨」
という感出しているのを、なんとなく強く感じてしまったのです😅

カイジュウから泣いて逃げた(海獣繋がりかの…芦田愛菜

「リメンバー・ミー」の完璧な日本語吹き替えもやった石橋陽彩

ガンダムで出る!森崎ウィン

タランティーノがリスペクトする…富司純子

単なる映画好き…稲垣吾郎😅

蒼井優「昔から世話になっているので使っておきました」でしかないですが)

…まぁ、嫌じゃないですけどね😅



では、このあたりで



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