ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】リチャード・ジュエル…映画内での無実は納得、でも見た目と性質で疑われるのも納得

2021-01-01 13:33:35 | 映画
本日は、2021年1月1日(金曜日・元日です。
前の記事でも書きましたが…

あけましておめでとうございます
本年も宜しくお願い申し上げます


今朝は、起きてから今までずっとダラダラしています😅



以下は、昨年最後に見た映画の映画鑑賞記録です



「リチャード・ジュエル」🎒
監督 :クリント・イーストウッド
出演 :ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Richard Jewell

TSUTAYA DISCASから「エジソンズ・ゲーム」と一緒に届いた1本。
2020年12月29日(火曜日)の深夜から30日(水曜日)に日を跨いでと、(睡眠時間を取らないといけないので丸一日後の)12月30日(水曜日)の深夜から日付が変わって31日(木曜日・大晦日)の1:00頃までにかけて、字幕版で鑑賞しました(Blu-ray)。



概要
アトランタオリンピックの時期、爆発物を発見し多くの人命を救ったにもかかわらず、FBIやメディアに容疑者に疑われた警備員リチャード・ジュエルを描いた伝記映画。
1996年7月27日、アトランタ五輪の会場近くの公園で開催されていた音楽イベント会場で、警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は、ベンチの下に置かれた不審なリュックを発見し通報する。発見された爆発物は爆発し2人の死者を含む多くの負傷者を出す大惨事なったが、リチャードの行動により多くの人々が爆発前に避難でき、マスメディアはリチャードを英雄として持ち上げる。しかしわずか数日後に地元紙の記者であるキャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)の記事で「FBIはリチャードが爆弾を仕掛けた可能性を疑っている」と報じられ、リチャードは一転して容疑者として糾弾され始める。



感想
クリント・イーストウッド監督の伝記映画はだいたい面白い
この映画も例に漏れず、淡々と進んで行くのにキャラクターや状況の描写が上手いのか、ずっと観られるもので、面白かったです
(睡眠のため、途中で一回止めましたが😅)

リチャード・ジュエルを、メンツからなのか、過去事例から自信があるのか、犯人に仕立てようとするFBIと、リチャード・ジュエルの理解者で、彼を信じれる材料を探し出し、冤罪にさせまいとする弁護士との攻防。
巻き込まれた母親の苦悩。
世間の代弁者みたいな顔してるけど、その実スクープを仕立てたいだけのマスコミ…心なしか、マスコミの描写…オリヴィア・ワイルド演じる記者が、途中から加害者じゃ無いような顔してリチャード・ジュエル寄りの感情になって行く描写も含め、製作者側の悪意ある厳しい表現に思えました😅
…等々を淡々、かつ引き込まれるように描いていて…私程度が解説しようもないのですが良作です

リチャード・ジュエル演じるポール・ウォルター・ハウザーは上手く
そりゃあ疑われるだろうよ…という、もしかするとやや発達障害でもありそうなキャラを演じています。
事実はいざ知らず、映画の描写では、彼は確実に無実。
でも、信用されないキャラなんよね😅

私自身の体験からすると…

まず、(こう書いている私自身が太っているのですが)太っている人はビジュアル的にだらし無く、美醜で言えば“醜”なので、まず好かれません
好かれない=味方してもらえない=信用されない・誤解される
という状況が発生します。
中肉中背だった時には、モテて、信頼されて、ある程度人気がある人でも、うっかり太るとそうではなくなり、批判的意見がちらほら耳に入ります

加えて、リチャード・ジュエルの固執的で、人の意見とかなかなか汲み入れない(頑固ではなく、病的な)あの性格は、理解度の低い人からは敵視されがちです。
私も同僚や部下で、ああいうタイプの人がいると、頭では「理解しよう」「上手く対応しよう」と思っても、なんとなくイラつかされて敵視しがちです💦

と、長くなりましたが、この映画では演出と役者の能力の妙で、そこいらあたりが描けています
映画だけ観ても、リチャード・ジュエルのことを嫌う人は多くいるんじゃないでしょうか。

サム・ロックウェル演じる弁護士のキャラは…彼についてはややフィクション寄りにも思いましたが😅、映画のキャラとしては魅力的で、流石サム・ロックウェルです

お母さん役のキャシー・ベイツも、なんかその辺の、決して人格者ではなく、家族として息子を信じているだけのオバさんを演じていて、これも凄いです

…彼ら全員が、穿って観たら、実はロクでもない人かも知れないという余裕を残したキャラクターに描かれているような気がしたのは、考えすぎかな
クリント・イーストウッドは、どの映画でも公平性を重んじていて、賛否のあることを一方向から描かないような気がしています)


ということで点数は5点(5点満点中)


ラストにあったけど、本物のリチャード・ジュエルは、心不全かなんかで死んじゃうんすね😢
なぜ、自分の性格や生活が仇になってああいう目にあったのに、その後に摂生しないんだよ😅…劇中では「なぜ自分を変えないといけないのか」みたいなセリフがありましたが…そういうところなんよね😅…とは思います。

…太っている事に関しては、人ごとでは無いのですけどね💦💦💦



では、このあたりで
重ねまして、本年も宜しくお願い申し上げます。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (over-the-magic)
2021-01-01 18:32:54
明けましておめでとうございます!
リチャードジュエルですか。面白そうですね。正直「15時17分パリ行き」見た後からイーストウッド監督作は嫌煙気味だったのですが😅

実話過ぎてちょっとなーという部分があったので。
ただレビュー読んでる主人公がなんだかクセのある性格みたいで、見応えがありそうですね😄
返信する
★★over-the-magicさんコメントありがとうございます★★ (ピロEK)
2021-01-02 04:02:39
over-the-magicさんへ


あけましておめでとうございます

近年のイーストウッド監督作では「15時17分パリ行き」だけ観てないです💦
どうなんだろうう???

「リチャード・ジュエル」は好みもあるでしょうが、面白かったですよ。

では、またきてくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
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