わかりやすく、すらすら読めた。荘司先生の「難しいことを、簡単にわかりやすく表現する」という能力は本当にすごい。
特に面白いと思ったところは、借用書なしのお金の貸し借りの章。客観的証拠がなくとも、人間行動一般に照らして間接的に要件事実を認定する「推認」という作業の具体例が鮮やか。
その他、倒産しそうな企業を見抜くポイントの話も目からうろこ。
~まとめ~
ストーリは①客観材料②主観材料③人間心理・行動により構築される。
法的仮説力を高めるには普段なんとなく頭で考えていることを、)①~③材料のどの側面を根拠にしているのか、)それぞれの材料の信頼性を意識しているか、の2つの観点から常に意識すること。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます