帰ってきた“いつまでかけるか”

マイペースに日常を暮らす。

小説「ドリーム・タイマーズ」その4

2012-10-13 13:07:01 | 小説
その甲斐もあり、巨大化してから何とか“敵”を倒した。


そして、その夜は近くのスナックで
反省会だ。
“ぴんく”はこういう時こそ来てほしいが
“くろ”と別のところへ飲みに行ったと聞いた。
まあ、いろいろあるんだろ。リーダーとしては、ぐっと我慢の時だ。
おれは“司令してくれる人”からのおごりということで
久しぶりに結構飲んだ。でも、予算内だ!それは考えてるし、
大丈夫!
どこが反省会なのかと言われそうだが
こういうのは“飲みニケーション”と言って・・・。
やめとこう。
そしておれはその夜、こんな夢を見た。
“われわれは、ドリーム・タイマーズ!!”
眠った気がしなかった。



完。

小説「ドリーム・タイマーズ」その3

2012-10-13 12:23:02 | 小説
なんつって言ってる間に“敵”は巨大化しやがった。
早くしないと、ふみつぶされる。
早くこっちも“ロボット”にのらないと。
でも、“あお”が言ってくれたが、“ロボ”は修理中だと言う。
仕方がないので、ケータイで修理してくれている工場へと
連絡した。
「今、仕上がったよ!おまっとさん!」
やれやれ、という間はない。
おれたちは“ロボ”が来るまでの3時間、
“敵”にふみつぶされないよう、“敵”が街の方にいかないよう
うまいこと誘導した。