穿刺吸引細胞診の検査結果を聞くために成人病センターへ、
「残念ながら検査結果で悪性でした。」
「やっぱり」
「それで、手術が12月9日になります。入院の日とかは看護師のほうが後ほど説明します。
あとは、こちらに書いてます。」
説明文書「乳がんに対する乳房温存療法」って書類。
1.あなたの病名と病態
a.病名 右 乳癌 とあり説明と図がある。
2枚目に
b. 病態 とあり、1期、2期、3期、4期の説明がある。
私のは1期~2期の間かなー。
医師は、聞くなオーラを出してパソコンに向かっているし、
こちらも落ち込んでるし・・・
いっぱい聞かなきゃいけないことも聞けずに診察室を出た。
待合席で待っていると、看護師に呼ばれて入院についての
説明を受ける。
「外科の手術入院までの診療計画書」を渡され説明を受ける。
持ってくる物、手術に必要なものなどを説明を受ける。
医師の前だと涙も出ないけど、優しい看護師さんの前だと
涙が止まらない・・・
12月9日の手術だけど入院できる日は、入院申込をして、
入院の前日までに病院から電話があるというので、
入院受付に行くように指示されて、入院受付へ。
手術までの日がないので個室は無理かも・・・ってことで、
入れるところなら何処でもって、受付して帰る。
もらった説明文書「乳がんに対する乳房温存療法」を
読んでも内容が頭に入らない。
帰りの道すがら、ガンと知ってくれている人に電話。
泣かないために人通りのあるところから電話した。
2012-09-19記
その日から10日間、入院準備が待っていた。
手術は混んでいるので年明けになると聞いていたから、
大慌てで、前あきのパジャマ類などの持ち物以外にも、
留守中の息子を両親に面倒をみてもらうための準備に
追われた。
ウォシュレットが必需品の父親のために電気屋さんに
つけてもらい、フトンにカバーにお茶碗に・・・って、
自分のことは後回しで、忙しかった。
ステップ・アップを1日を代わってもらうためのプリントを
作ったり、「こんなことは後回しに していいから」って、
「してあげるから」って誰かに言われないと、
「できない。」も、「いや!」も言えない自分の性格が、
腹立たしいほどだった。
毎日の睡眠時間が 3時間なかった。
手術のこと、医師に確認をしなきゃいけないことを
ネットで調べて、書き出したいのに出来ないのは、
拒否反応だけでなく、本当に時間がなかった。
泣きわめいて、助けてもらえば良かったのかもって思う。
もし、今、ガンの宣告を受けてしまった人で、
自分のことは後回しで、先にヒトのことをしてしまうような、
我慢しちゃう性格なら、すぐに自分を優先して下さいね。
その頃に友ダチから送信されてきたメール。
「余り我慢強くならなくて良いよ~ ^0^ストレス禁物!!もたまには www.」
自分がしてほしいようには、誰もできないから、してほしいことは、紙に書き出して手伝ってもらおうね。
今日は放射線治療後、半年目でした。
2014.9.11追記
あとあと分かったのは
わきの下近くに転移があったため、
浸潤性小葉癌の3期でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます