我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

あっしには関わりのねぇこって -其ノ六-

~続き~




ハイ、三日月村の一推しの絡繰屋敷!
他のテーマパークの云う忍者屋敷(爆)。
独りで行くもんだと思ったが受付のオバちゃんが一緒に。
スタイル的に万が一の事を考えての案内人らしい。

ややややや、ヤバい(汗)。
自分にとっては最悪なシチュエーション、そしてシナリオ。
見ず知らずの人間と二人っきり。
ここここここ、コレはヤバい。 (((゜Д゜;)))


只でさえだ。日常でもそうだ。
職場でもプライベートでも氏素性の分からぬ
何処の馬の骨か分からぬ者と一緒に
エレベーターに乗るのも苦痛の人間だ(だいぶ失礼)。

そんな人間が見ず知らずのオバチャンと二人っきり。
コレがね、自分好みの麗しき乙女なら中二病末期患者の
自分は悶々を越してね、其の…何だ……(以下、自粛)。


残念ながら絡繰屋敷の内部は撮影禁止。
それなので感想だけでも書いていこうと思う。
此れを参考にでもして行くか行くまいか決めてもらおう。


(ネットより拝借/甲賀流忍術屋敷のどんでん返し)

まず初めの絡繰は時代劇でお馴染みの『どんでん返し』。
壁がグルッと廻る例のアレである。
もう当たり前のように見慣れているのでまだ驚かない。

ただ、オバちゃんがよく分からない指示をしてくる。
「せっかくだから忍者みたいに通りましょうね。」
…へ、忍者みたいにですか!?
普通に通ろうとした自分を止めた矢先に此の発言。



(ネットより拝借)

胸の前で印を結び、廻る壁に背をつけ通れと言うのだ。
子供ならまだしも大の大人がだ。しかも独り。
誰に見せる訳でもなくやれと。

そもそも印を結ぶのは忍法を使う時であって
隠し扉を通る時に印を結ぶものなのか!?
オバちゃん…正気か!?


自分は苦笑いを浮かべてやんわりと拒否しているんだが
オバちゃんは頑なに譲らない、一辺倒にやれと。
お前がやらないと進めないよと言わんばかりに強硬姿勢。

仕方がないので恥ずかしいのを我慢し決行。
友人の前なら気にしないのだが何で知らない人の前で
真面目な顔をしてこんな事をせねばならぬだ!?


…クルッと。


オバちゃんは特にリアクションもせずに今度はオバちゃんが苦笑い。
やった事がなかった感じで次の部屋に…。


じゃあ、やらせるなよ!!


何なんだ、一体!?
やれと言うからやったのに何たる酷い仕打ち!!
屈辱と云うべきか恥辱と云うべきか。

ちょっとキレかけたがグッとこらえて大人の対応。
落ち着け自分、冷静になるのだ。
嗚呼、世の中は不条理だ。理不尽な事が多過ぎる…。


其の後はオバちゃんの説明を受けながらの絡繰体験。
初めて見る隠し扉に右往左往。
聞いてやってみると簡単な仕掛けなんだが
何も知らないでやると思いのほか分からないものだ。


屋敷の最後は囲炉裏を使った隠し扉を開け地下の巨大迷路に。
分かっているのだが降りた後に扉を閉められる音が怖い。
此の地下に独りで閉じ込められたのだと云う現実だけで
驚くから閉所恐怖症の人はトラウマになるだろうな。

しかし思いのほか簡単過ぎる迷路なのでワザと
フェイクの階段の仕掛けに引っかかり余裕を持ってクリア。
此れにて絡繰屋敷終了。



次は『不可思議土蔵』と『戯揶満館』に。
此の通路の向こうにあるのか、ほほぉ~。
コッチにはそんなに興味がないがついでに行ってみよう(オイッ)。



廊下の途中にある看板。これも絡繰なのか?
此処で柏手を打つと響き渡るらしい。
よし、幸運が訪れるなら何度でも叩こうか!!
幸せなら手を叩こうならぬ不幸せだから手を叩こう!!(笑)

パンパン!!

……
………。


…全く響かないよ?何これ??
辺りに響いているのは野鳥の鳴き声だけ。


本当に響くんだろうか?
此れ自体がギミックって事はないよね!?
完全に掌の上で踊らされてる感が否めない。





此処が戯揶満館だろうか。
奥にはもう土蔵しかないから。


…ミラーハウスじゃん。


しかも2人で遊ぶものばかり。
一人で来た自分は何もしようがない。
そして幾つか壊れたまま放置されてる。
やる気があるんだろうか? (ーー;)
え~と…楽しくないな、うん(爆)。





此れには流石に驚いた!!
此の通路の一番奥にある『不可思議土蔵』。
絡繰は単純なのよ。

斜面に斜めに建ててある土蔵なのよ。
頭では分かってるんだよ、頭では。
でも脳が勘違いしてしまうんだな、コレが。

どんなに真っ直ぐ歩こうとしても歩けない。
分かってるのに脳が錯覚を起こして壁に吸い寄せられる。
う~ん、気持ち悪い。気持ち悪いよ。
完全に酔ってきた。車酔いみたいな感覚。

表に注意を喚起する看板があったのが頷ける。
妊婦さんは危ない。転んでしまったら大変。
体調の悪い人も酒に酔ってる人も危ない。
吐くよ、確実に。



別の土蔵では目の錯覚で此の梁(?)に
ボールを置くと上っていくのよ、コロコロと。
実際は下っているんだけどね。まさに不可思議!!

…あ、フワフワと写ってるのは埃が舞っているだけ。
冷静に考えて此の類はオーブではないと
オカルト好きの自分が言っているから間違いない。

だって余り人が来ない訳ですよ(たまにつまらなそうな人とすれ違う)。
空気に動きがなければ自然に埃は溜まる訳で。
それぐらい人が来ていないんだろう(爆)。


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上るボール!?



~更に続く~
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