介護に推理力

要介護1の義母様

認知症とパーキンソン症候群あり。

最近、朝起こしに行くと「なんでこんな事に」となっている事多し。

昨日はベッドで寝ているはずが床に寝ていて布団に絡まって「助けて〜」と言っていた。

「コケた？滑った？暑かった？一体いつから？」と色々言いたい所だけど、聞いても「知らない、わからない」としか言えないので、何も聞かない。

床にあお向けになってしまうと、今の義母様の身体能力ではまず起きられない。

かと言ってお姫様抱っこしてベットに戻す筋力は私にはない。

「ハイ！では、うつ伏せになりましよ〜」と転がす。

手助けしながら

四つん這い

↓

上半身起こす

↓

膝立てる

↓

自立

どこも痛いところ無さそうだったので朝の支度(着替え、トイレ、洗面、食事)をする。

本人できるとこは自力で、あかんとこはお助けする、そんな感じの毎日です。

今日は朝見に行くとまた「助けて〜」

どうなってる？と思って見ると

ズボンは脱いで、シャツを履いて突っ立っていた。

「何履いてますねん😅〜〜」と脱がす。

ベットに座らせる。

「これ履いてね」とズボンを膝の上に履ける向きにして置く。

自力で履く元気ありそうだったのでやってもらう。

多分すごく時間かかるからその間に家事を片付ける。

できたかな〜と見に行くと、片足しか入っておらず、しかも前後逆。

あかんな〜と思いつつ、ズボンは履かせあげた。

「じゃー次はシャツを着といてね。」と、両腕入れる状態までして放置。

で、用事を済ませて見に行ったら脱いでた😂

そこで推理🤔。
今日はダメダメやな〜

脚がむくんでたし、結構早くに起きてウロウロしておかしな状態になってて疲れてるな、多分。ほな、朝やけど寝かそ!

と5秒ほどで考える。

「ちょっと休憩しよか〜」とベッドに寝かす。「寝ない」と言っていたけど、体真っ直ぐに伸びた状態になると

「はー楽になった」だって。

なんせ、背中も首も曲がってるもんで、ずっと下を向いている状態。

ほんで、すぴー…と寝てしまいました。

よし、成功！と心でガッツポーズ💪

認知症、見てない間に「なんでこんな事にとなってる?!」ということ多し。で、本人は忘れちゃって説明できない。

観察、推理、試す、

で、最初に戻り、結果をまた観察…。の繰り返し。

介護も育児も化学の実験と一緒やな。

なんて、朝の義母様にかまける時間が無くなったので

つぶやきを書いてのんびり洗濯機が終了するのを待つことができるのでしたぁ〜。