
生きていれば・・・今日(11月4日)で79歳になります。
自分の日々の生活に追われ・・・父の体調なんて気にもしてなかった~
母が・・・「とーちゃん、なんかきつそうったい、病院に行くごとあんたからゆうて」
(訳・・・お父さん、なんか体調悪そうだから、病院に行くようあなたから言って)
何とか父を説得して・・・
母の掛かり付けの病院へ・・・母と二人行かせました~
しかし・・・「紹介状書きますからすぐ大学病院へ行って下さい」と・・・
即・・・入院
後日呼ばれ先生から説明が・・・
「末期の肝臓癌です、夏までもたないと思います」・・・
「ここは大学病院です、治らない患者さんを入院させる訳にはいきません」
「他の病院を探されるか自宅に帰られるか、決めて下さい」
私は頭が真っ白になって・・・何を言ってるの全く意味が分からなかった~
取りあえず転院させないといけない・・・病院を探して入院させて・・・
父には末期癌だと言う事は伝えてなったんですが~気付いていたでしょう!
日に日に弱っていく体~父の希望でどうしても家に帰りたいと・・・
母はその希望を受け入れて家に帰りました~殆ど寝たきり状態でした。
私が子供の頃の父はお酒が大好きでいつも飲んだくれて・・・
母と喧嘩ばかり・・・はっきり言って大嫌いだった
そんな母が父を家で看とる事を決心したんです~
なんて強い母なんだろうと・・・私だったら出来ないと思いました~
自宅療養を始めて5日後・・・・・
(H18年2月に体調を崩し~2ヶ月後の4月5日に逝く)
携帯は父が病院から私に電話した履歴が残ってて解約した後も捨てる事が出来ずもったままです。
もう充電も切れてるし~
あの時私に電話した父・・・私は仕事中で出れなかったんですが~
何を私に言いたかったんだろうか?
「か~ちゃんを頼むぞ~」って言いたかったんだろうと思ってます。
生きてる頃は恥ずかしくて有難うも言えなくて
誕生日も何もしてあげられなかったけど~今日は私一人でお祝いしてるからね~
これからも私たちを見守ってね~
最後に・・・お父さん79歳のお誕生日オメデトウ、私はあなたの子供に生まれて良かった

暗い日記なのでコメント欄を閉じさせてくださいね~。
読んで頂き有難うございます。