それは “熟練の音” と称して良いだろう。けっして若くはない奏者たちだったが、紡ぎ出す音には熟練の味を感じさせてくれるものだった。チェンバロ・ソロの三浦眞奈さんの演奏も聴かせ
思わぬ形で水準の高い管弦楽団に出会った気分である。バロック、古典派の作品を演奏するこ...