スターシードシンドローム ~月光、銀河を照らすとき~

セーラームーン(90年代)に関する研究等あれこれと。特に200話=スターズ最終話の話ならいくらでも話せる性分です。

ちびムーンの変身

2012-08-08 23:13:08 | プレビュー
 「R」から登場したちびうさが「S」においてセーラーちびムーンに変身して、
母親であるうさぎ=ムーンと一緒に戦うようになりましたがちょっとした思いつきから
ちびムーンの変身シークエンスを再検証したところ、面白い事実に気付いたので
考証させていただきます。

1)「S」での変身方法
まずは「S」での変身方法について解説させていただきます。



ちびうさが「S」で使った変身アイテムはピンクシュガーコンパクト。
中央にあるピンクのハートマークが光ってブローチを作動させることで変身するのですが
ムーンを初めとしたセーラー戦士の変身とは違い、所要時間は一瞬とも言える時間です。
また、「S」のTV本編では決まったポージング=変身バンクはあるものの一瞬で変身するため
うさぎのように全裸になることはありませんでした。



ただ、少々特殊な例が104話「友達を求めて!ちびムーンの活躍」での変身。
着物姿で走りながらブローチを手にして変身をしたため、途中で転んでしまい
仰向けになったままちびムーンの姿になっております。
ちびムーンの変身の中でちびうさらしさが出ているこの変身が実は好きだったりしますw



そんなTV本編とは違い劇場版Sでは何とちびムーンの変身バンクを新規で書き起こしていたのです。
しかも、ものの見事に透過光ありの裸、しかも大胆極まりない動作でレオタードを身につけて
宙返りを終えたところで変身完了!映画館でこれを見た方々はどんな心境だったのでしょう?
今更ですけど2013年に公開される新作ではこの扱いがどうなるのか、すごく気になるところ。

(2)「SuperS」での変身方法
ちびムーンの変身が大きく様変わりしたのは「SuperS」でのムーンとのW変身でした。
うさぎ・ちびうさが揃って全く同じ変身をするのですがうさぎとちびうさの体型差が物凄いw
「S」からさらに成長したうさぎの体型とちびうさの体型差を同時に見られるシーンでした。

この変身についてじっくり紐解いてみるとちびうさもうさぎが辿った変身パターンの
変遷に従っていることが良く分かります。
まず「S」では行わなかったリボンを纏う変身、これは無印の変身に相当する変身パターンで
次にブローチの蓋が開いて変身する「R」の変身、それでいてブローチの中に収められている
銀水晶がピンクのハート型になっている点が「S」の変身のイメージになっていて、それらを
一括にまとめ上げたのが「SuperS」での変身に結びついているわけです。

短期間で一気に変身パターンが様変わりしたわけですが、そもそもちびムーンのブローチの
構造はどうなっていたか?ふと、某日のチャットであった話の中にヒントがありました。

3)ピンクシュガーコンパクトの隠された性能
元々、ピンクシュガーコンパクトにはちびうさの成長に合わせてブローチ自体に内蔵された
機能が解除されていく構造になっていたのではないか?という仮説です。
先程の考証にあったリボンを纏い、ブローチの蓋を開いて、レオタードを身に着ける。
ブローチに内蔵されている銀水晶がピンクのハート型になることでより効率よく銀水晶の
エナジーを利用することが出来るようになることでちびうさも一人前の戦士になる、
と話し合いの場では言及がありました。

その段階の中でリボンを纏い、レオタードを身に着ける変身がちびムーンにとって「真の変身」で
あるのだろうという結論にも辿り着きました。これは確かに「SuperS」でペガサスから
与えられたブローチでうさぎと変身する際、ちびうさ側から変身するようお願いしている辺りから
ちびうさは自分がうさぎと同等の変身を手に入れたという確信を持っていたのだろうと思うんです。

本来、内臓されていたはずの機能がペガサスの手で思わぬ形で改良を施されて上記の「真の変身」を
一気に通り越えてムーンクライシス・メイクアップを実現できたのはちびうさにとっては
思わぬ副産物だったのかもしれません。

それでも・・・S本編でリボンを纏う変身を見たかったな~、と思う今日この頃w



今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見・ご感想などございましたらコメントをお寄せください。


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2 コメント

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コメントありがとうございますw (ぽるん@管理人)
2012-08-11 22:44:02
 えたえたさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございますw

仰る通り、来年2013年の新アニメでセーラームーンらしさを
強調した変身シーンが拝めるかどうか、規制との勝負になっている雰囲気ですね。

スーパーちびムーンの変身ブローチはペガサスがちびうさの願望を
すべて叶える形で改良を施したという考証も同感です。
アニメ本編では一気にパワーアップした格好になっていますが
その下地はSの頃には出来ていたのかもしれませんね。

ちなみにピンクシュガーコンパクトの考証はクイーンから与えられた
試練との関連性の中から弾き出した研究の1つでありますがこれは
陰ながら運営しているセーラームーンの夢小説で活用したい考証にもなっているのですw

http://id37.fm-p.jp/219/AnotherStars/

こちらがそのアドレスなので一度見てやってくださいw
返信する
初コメント? (えたえた)
2012-08-09 11:52:17




どうも…やる気の無さなら誰にも負けん奴!えたえたです…初コメントかとw


S劇場版で変身シーンを作りお披露目した理由が気になるところなんですよね…その間に
どういった経緯があったのか…やるならとことんやろう!路線に結局なってますがw

2013年の新作アニメもセラムンらしさが炸裂した変身シーンが拝めるのかどうかが、
かなり心配ですね~ちびムーンは登場するかしないかの時点からヤバイですが:

SS編の変身シーンはムーンと同じフォーマットになってしまったのでそれはそれで良い
のですがその間(おそらくS編ムーンと同フォーマットの変身シーン)に存在したであろう
変身シーンが見れないことになっているのがいや~ホント残念。

ちびうさの変身ブローチに成長に合わせて能力が解除されていくような機能はあったかも
しれませんね~むしろあった方が良いですね。精神的な成長なども関わってきそうですが
どちらかというとエナジーの純度や多さといったもので解除されるのが理想的かも…

スーパーちびムーンの姿はいずれちびムーンが到達する姿そのものだと思いますが
変身ブローチに関してはペガサスによって多少の改良がされてそうな感じ…ちびムーンの
エナジーを効率的に循環・増幅させるなどのドーピング機能が搭載されてたりw(笑)

ペガサスも余計なことをしてくれたものだ(笑)←んなこたない。
またコメントするかもしれません…その時はよろしくですw
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