スターシードシンドローム ~月光、銀河を照らすとき~

セーラームーン(90年代)に関する研究等あれこれと。特に200話=スターズ最終話の話ならいくらでも話せる性分です。

セーラームーンと翼の美学

2011-12-02 18:07:45 | 雑談
 今回は中の人のちょっとした嗜好にまつわるお話を含みながら・・・

良くアニメの中や空想のシーンにおいて人の背中に翼が生えた描写が
出てきますよね。セーラームーンシリーズにおいてもそれは同じですが
各シーンをゆっくり見ながら翼の美学について検証したいと思います。

1)翼の持つ美しさと神秘性
まず第一に語らなければいけないのは翼の持つ美しさと神秘性です。
翼は自由と開放の象徴的な印象として描かれることが多いですが
萌えを意識した翼の使われた方はどれも女性の肢体とセットである
ことが多いのは各方面の作品を見ても容易に想像がつくと思います。

セーラームーンにおいては変身シーンでの使用が多く、それは長じて
力を開放する描写として扱われきました。

2)セーラームーンにおける翼の扱いの変遷
シリーズが進むごとにその流れが大きく変わったのはSuperSでした。
翼を持つ神秘の馬、ペガサスが現れたことで一気に翼の露出が増えました。



こちらの画像はちびうさが夢の中でペガサスと一緒にいたシーンから、
ペガサスの加護によってちびうさの背中にペガサスと同じような翼が
現れるシーンのキャプ、見た目は8歳(でも実際は900歳)とは
思えないくらい神秘的なシーンでした。

終盤においてはジルコニアとムーンのやりとりの中でジルコニアが
恐れたムーン(プリンセス・セレニティ)のイメージや最終話で
ちびうさと一緒にペガサスが再び力を与えて翼が現れるシーンは
文字通り女神が降臨するような神々しさを感じますね。



そして迎えた最終シリーズ「スターズ」では冒頭から翼を煌めかせる
ネオ・クイーン・セレニティのシーンからという大サービス!



さらに翼を常時装備したエターナルセーラームーンが登場。
しかし、エターナルの持つ翼は飾りでしかなく動きを大きく制限する
足かせとなってしまい完全に浄化担当に成り下がったのが痛かった!(><)

でも、そんな我々にもたらされた最後の福音・・・
それが『裸の天使』でした!
全てを包み込む愛に満ちた神々しいまでの美しい肢体とうさぎの意思を受けて
銀河へ翔かんばかりに広がる純白の翼、そして最強の輝きを放つ
銀水晶の組み合わせと文字通り女神となったうさぎの姿があったのでした。

最後に貼る画像は200話エンディングでギャラクシアとちびちびの
3人の女神たちの共演で締めくくらせていただきます・・・

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご意見・ご感想などございましたらコメントをお寄せください。


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