もう、いろいろありすぎて大変だったから、最初にコンビニの特徴をまとめると、
①店長以外は全て学生アルバイト
②早朝シフト:2人 昼間シフト:ベテラン2~3人 夕方シフト:高校生数人 深夜シフト:2人
で、常に人手不足
③アルバイトの中にも3段階の階級がある
④1年以上勤めると毎月報奨金が出る
⑤1回遅刻すると時給10%減額(2回遅刻は20%減額だった気がする)
自分と同年代の子は数人いたけど、全員が3段階の一番上で、4、5年目の大ベテランばかり。1年以上勤めると毎月給料+報奨金が出るシステムだから1ヶ月に1、2回出てバイト続けてる感じ。報奨金は5年目だと毎月5万貰ってるとか。普段は他のアルバイトでがっちり稼いで、コンビニは報奨金目当てで続けてて。
んで、たまに入ると引継ぎノートに名指しで厳しい反省点を書いていくような、もうめんどくさい存在(笑)。
こっちは「早朝シフトの人の都合が悪いから」って言われて朝5時に出勤したら店長に「9時から勤務の人も実はいない。○○(私)が帰ったら俺1人だけど?トイレとか昼とかどうすんの?」って逆ギレ?みたいのされて結局夕方5時までいた・・とかやってるわけ。まあ引き受けた自分が悪いけど。一方で月1回勤務で給料+5万貰ってる人もいるんだ、と思ったら釈然としなかった。
それから22時-2時の予定で入ったら「やっぱり8時で」って言われて朝8時までいて、朝帰るとき「あ、今日も人が居ない!!」って無理に頼まれて結局22時-8時勤務を13日連続で働いたり。他にも22時-翌日13時、17時-24時で翌日5時-10時、とか様々な勤務をしたけれど、事前に言われたら絶対断るわけでしょ、頭が冷静なうちは。だから、その場その場で説得にかかってくる。働いてるとき常に説得されてる。眠くて判断力鈍ったり、「店大変だな・・」と感情移入しちゃうとどうしても引き受けちゃって。
そして何が辛いって、その場決まりのシフトだから、どうしても生活コントロール出来なくて、睡眠きちんと取れなくて次の日遅刻しちゃって、給料10%引きになること。10回遅刻したら0円か?って思ったけど、1000円の時給のはずが700円位になってたりとか。実際8ヶ月働いたけど時給1000円計算で給料貰ったことは無い。(項目が一般的でなくって分かりにくくて明細貰っても意味不明だった)
あるときは店長に「23時になっても23時半になっても途中からで良いから出てくれ、俺も家に帰りたいんだ」と言われて、サークルの飲み会の後に駆け付けたことがあったけど、その月の給料も何か少ない気が。「1回は普通に遅刻したから仕方ないけど、それにしても少ないなあ。頼まれて途中から入ったのも遅刻にされてる?と考えたけど、結局確認出来ず・・。怖かったからじゃなくて眠くて頭が働かない。生きるので精一杯。試験日も22時から朝8時まで働いて学校に直行。当然遅刻だけど20分までは遅刻入出認められてるから、最初から15分遅刻のつもりで予定立てた。
高校生のバイトに「あなたねえ、こんなに遅刻してバイトしてる意味あるの?」って説教されたときも、自尊心ずたずたって前に眠くて眠くて・・。私と同い年のランクトップの人にはめっちゃ敬語なんだけど私にはかなり上から目線で、それはそれで面白かった。
引継ぎノートにも、「昨日の深夜シフトさん、こういうミスがありました。2度としないように。誰ですか?名前を書いてください→( )」って内容ばっかり数日に1回は書かれるんだけど、深夜シフトは店長と私しか入ってないんだから明らかに私じゃん!!( )に名前書き入れて「すみませんでした」って書けば済む。ミスっていっても深夜に納入されたお菓子やらカップめんやらのケースが出しっ放しだったとか、そういうこと。でも、品出し終わってないからバックヤードに片付けるのもおかしい。本来は引継ぎノートに私が「品出し途中なんで続きよろしく」って書くのが自然な流れでは?って思うけど、何故かノートが違う使われ方してる。「それ、ミスっていうんですか(笑)?」ってことがミスになってる恐怖のノート。
最初は「自分が品出し作業遅くて次のシフトの人にお願いするのが悪い」って考えてた。だんだん作業が早くなって「あとちょっとで終わるのに・・」ってなってからはノートに書かれるのが嫌で、まずタイムカードを時間通り切ってから、残りの作業をしてバックヤードにケースを片付けて終了という流れにしてた。
店長は「残業代は視野に入れてないから仕事引継いで帰ってくれ」って言うけど引継いだことになってるのかミスとしてノートに書かれるのかは次の人の気分次第。次回バイト時にノート開くまで結果はお楽しみ。そんな状況は精神的に疲れるから、サービス残業。でも自分としては、「仕方なく」じゃなくて積極的打開策のつもりだったから、残業分の給料が欲しいという気持ちは全然無かった。どうしたら上手くいくか?を考えて挑戦してる感じ。
レジも、待ってる客が2人になったら品出し中断してレジに駆け付けるっていうルールなんだけど、私は上手く出来なかった。店がL字型になってて、作業してると振り返ってもレジが見えない。見える位置だったとしても、店長から一挙一動をチェックされて「振り返りすぎ。作業に集中して。遅い!」や「ちょっと、混んでる雰囲気を背中で感じるでしょ。何で振り返れないの」と注意の連続。結構、本当に悩んで「他の人はどうやってるの?自分は気が利かないんだなあ」と思ってたら、何のことはない。「△△さん、レジお願いしまーす☆」「はーい♪」って楽しそうにやってるわけ(笑)。何だ。私は嫌われてるから他のバイトの人が教えてくないのか。もしくは、店長と組んでる時は店長から八つ当たりされてるのか。そう思ったら妙に納得して、「良かった!!背中で何人並んでるか分からなくても、ダメ人間てワケじゃないんだね!」と心からホッとした思い出が。
きっと、眠気が私をこんなに謙虚にしてくれたのでしょう!!!
何でこんなにひた向きにやってたんだろう??きっといつでも辞められるって思ったからこそ頑張っちゃったのかも。店の経営者が変わるのをきっかけに辞めたけど、それが無かったらもっと続けてたと思う。だって仕事出来ない、使えない呼ばわりされるのに、人手不足だから結局一番に自分が必要とされる。それってある意味辞められない(何プレイ??)。いつの間にか自分も、引継ぎノートに「どこそこの扉が開けっ放しでした。誰ですか。気を付けて下さい」とか書いてたし。家帰ってから「やばい!お酒のボトル2本通路に放置してきちゃった・・」と怯えながら店に電話掛けたら「品出しの途中だったんでしょ?通路にあったから棚に並べたよ♪」って初めて感じ良く言って貰えた時の安堵感は今も思い出せる。(忘れられないって程では無い!)
ちなみに、もう1人の深夜シフトの学生はバイトのし過ぎで、2回留年し、そのうちバイト代も貰わないまま居なくなりました。実家に電話したら、無言のまま日々を過ごしてると家族から説明があったとか。
その後どうなったかは分からない。
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はっちゃん
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