カウンセリング

学校でカウンセリングっぽい勉強もした。

住所や氏名、自分の体調や心の状況をそれぞれが紙に書いて

片方がお客さん、片方がお店の人って設定で話を進めていく。

症状を聞くのはもちろんの事、相手の気持ちを和らげリラックスしてもらう事が重要なので

相手の興味のある話を聞きだしたり世間話っぽい事をする。



・・・む、難しい


全く何も知らない人に自分から話し掛けて、心を開いてもらう・・・

緊張するわぁ～。途中で恥ずかしくなってくるんよね。

「身体を動かす事が好きなんですか？」　「えぇ」

「何かスポーツをされてるんですか？」　「毎年スキーへ行ってます。」

「へぇぇ～スキーですか」 「はい」

「・・・・」

・・・そっからどう広げたらええんか

自分で好き勝手に話してたらええんやったらラクやけど、

相手の話を聞いてって難しいよなぁ～。


次は私がお客さん。　お店の人は先生だった。

やっぱり慣れてるよねぇ（当たり前やん）目が私みたいに泳いでないもんな。

好きな音楽の話になって

「誰が好きなんですか？」って聞かれた。

「・・・言いたくないです」　


なんでやねん

いやいや、別に言うのが恥ずかしいとかそんなんちゃうんよ

言うても知らんってなったら話が盛り上がらないやんって思ってさぁ～気を使ったんよ。

言ってくれって言うから言ってみた・・・。


「えぇそうなんですか私もＣＤ何枚か持ってるんですよー」


マジかよ

「高校の卒業文集に好きな曲は『追憶』って書きましたよぉ～」


へぇぇ～　　　

って割と歳近い？


「何の歌が好きなんですか？」って聞かれた。

・・・ここで「どうして」とか「横顔」なんて言うてもあかんやろと思って

「今夜だけきっと」と無難に答えてみた。（好きやしね）

「私も好きです」

「あれも好きです。えーっとメニコンのＣＭの・・・」

・・・やっぱりそんなに歳かわらんよな。



その後も身体に関する話を続け今日の体調に合わせた精油をブレンドしたりもしたが

「あ、あれも好きです。トワイライト・アヴェニュー」って突然言ってくれた。

私が作った訳でも私の歌でも無いがそう言われるとやっぱり嬉しい



「最近はあまり聴いてないので帰ったらＣＤ聴いて見ます」

ってかいらしい事言うてくれるやんかいさ

・・・と



心をおもくそ開いてもらいましたとさ