
いまさら説明の必要が無い有名アニメで日曜朝9時からフジテレビで放送しています。
半年前位に偶然見てからずっと見ています。(もちろん録画予約)
何回かアニメ化されているのですが今回のは結構面白いです。
・猫娘

鬼太郎の仲間というかガールフレンドです。
元々好きなキャラなのですが昔より人間っぽくかわいく描かれています。
(ほとんど人間でテレビ東京の朝の経済番組のキャスターをしてもいい位)
人間の世界でアルバイトしたりして人間との架け橋という役割のようです。
人間の女の子を鬼太郎の友達として登場させていたシリーズもあったのですが
今回の方が見ていてしっくり行っているような気がします。
・妖怪横丁

鬼太郎の仲間と言えば猫娘以外に一旦木綿、砂かけ婆、子泣き爺、塗り壁、ねずみ男とかだが
基本は一対一で孤独な戦いをしていたような気がします。(時々は手伝ってもらっていたけど)
今回は妖怪横丁という妖怪が住んでいる町が登場します。
そこではアマビエ、かわうそ、傘化けとか頼り無さそうだけどにぎやかなメンバーが登場します。
この辺も見ていて退屈しません。
・色々な敵

適役も色々出てくるのですが単発以外にぬらりひょん、ビッグベアード、南方妖怪、中国妖怪
といった色々な軍団が繰り返し出てきます。
不死身だが脳天気な南方妖怪軍団が愉快で特に好きです。(とにかく登場人物が多い)
終わり方も色々で倒す以外に和解したり南方妖怪みたいに勝手に終了?みたいなのもあって
色々でこれも飽きません。(雪女、ひだる神とかも和解か?)
最近面白かった残った話ですが
・もうりょうの夜

死んだ人間に魍魎が乗り移って動き回るという怖い話で昔のシリーズでも放送されて覚えています。
今回のもそれなりに楽しめたのですが昔のはラストに棺おけから巨大な妖怪が出てくるのですが
それは省略されていました。(昔のを覚えていて魍魎といえばこれが見ものです)
全体的にマイルドになっている感じでした。
余り怖くするとバカな親が文句を言ってくるのかもしれませんがやや残念です。
・妖怪城始動 朱の盆奮戦記

最近見た最も面白かった話です。
一言で言うと妖怪城復活プロジェクトにかけるぬらりひょん商事といった感じです。
(現代ドラマを妖怪に置き換えた感じ)
主人公は朱の盆という妖怪でぬらりひょんの古い子分ですが弱くてへまばかりしています。
一方、かまいたちという妖怪は強くて頼りになり成果をあげていきます。彼の
「妖怪も実力で評価されるべきですよ」
という台詞が鼻につきます。
失敗続きの朱の盆はクビになってしまいますが偶然取った行動で妖怪城復活に成功します。
最後にぬらりひょんが
「確かに俺はクビだと言ったがお前は汚名をそそぐに足る結果を出した」
と言い、それに対してかまいたちが
「認めますよ。偶然とは言え結果は結果。俺でも出来なかった事をやってくれたよ」
と答えます。
なんだ、かまいたち、他人の成功を素直に認めるなんて結構いい奴じゃんと思いました。
よくある単純な話だと思うのですが妖怪アニメで見ると妙に感動してしまいました。
妖怪四十七士という赤穂浪士のような企画も進行中でまだまだ続くみたいです。
これからも見ようと思います。
