船での旅行へ行ってきたのでそれについて書く
旅行は自己責任でやって下さい。
フェリーさんふらわあ
豪華?客船の旅その2(さんふらわあ、別府編)
1.さんふらわあ さつまとは(自己責任でやってね)
大阪-志布志(鹿児島)を結んでいるフェリーで2018年5月に就航。新造船という奴だ。
全長192m、13659トン。これだけでは良く分からないと思うが10階建てのビルが海に浮かんでいる感じ。
船の旅というのに前から興味はあったのだが、飛〇Ⅱとかは高いしどんな感じか分からない物に大金だすのも
気が進まないので参加までは至らなかった。
今回参加したのはフェリーで鹿児島まで往復して観光もできるというツアーを見つけたためだ。
ツアーに参加するのは余り気が進まないが1日だけだし客室が個室の割に安いので申し込んでみた。
クルーズ船とは違うと思うけど気分は味わえると思った。
さんふらわあトラベル
2.船の印象(自己責任でやってね)
個人的な感想をまとめてみた。定期船フェリーなのでクルーズ船とは違う点は当然あると思われる。
・良い点
・1人用のスーペリアというのに泊まったが、広さはシティホテルのシングル並みで狭さは感じなかった。
・部屋はカードキーで安全そう。船の乗船もそれをリーダーで読み取っていたのでスムースに乗船できた。
・新造船だけあって部屋は新しくてきれい。設備もそろっている。(シャワートイレ、シャワールーム、冷蔵庫、エアコン付)
・展望浴場は程よい広さでそれ程混んでなかった。朝入ると海を眺めながらゆっくりできる。
・乗船した所にロビーと吹き抜けの階段があり、くつろげるソファーも割と多く置いてある。外を見ながらのんびりできる。
・部屋のテレビで船の情報チャンネルがあり、現在位置、速度、ライブカメラで前方が見られる。
・夜はプロジェクションマッピングやミニコンサートのイベントも開かれていた。
・大阪のフェリーの乗り場がATCという所にあり地下鉄で行ける。非常に便利。
・悪い点
・スマホは当然だが航海中はつながらない。船内Wifiはあるのだが遅い上に部屋ではつながりにくい。
ロビー付近に行くと多少快適だがやはり遅くYoutubeは無理だ。ツイッターの読み込みは可能だった。
乗船中のネットは期待しない方が良い。
・部屋にポットが無いのでコーヒーとかを飲みたい場合は給湯室まで行く必要がある。
私は保温水筒を持って行ったのでそれでコーヒーを作ってちびちび飲んでいた。
・巡航速度は23ノット(42.6km)位出ていたので外に出ると結構な風が吹いていた。
外でのんびりするのは無理そう。夕方発なので風景が見られる時間は短い。
・部屋のテレビの地上波は画質が悪くやや不安定だ。BSの方が安定してきれいに見られる。
・レストランは基本バイキングのみでその他のメニューはテイクアウトとなる。単品はそこでは食べられない。
・レストラン、ショップ、展望浴場はPM8:30~9:30で閉まってしまう。
混み具合とか日によって微妙に時間が変わるようなので見に行って確かめた方が良いかも。
・時速40Km以上で走っているせいか、九州沖では揺れた。それについては次項に書く。
さんふらわあ客室
3.船酔い(自己責任でやってね)
出発して大阪に近い位置では快適に過ごせていたのだが徐々にゆれるようになってきた。
夜は11時頃には寝て朝起きとみると部屋全体がかなり揺れていた。
私はこの数十年間乗り物酔いはしたことが無く高速バスや鉄道は平気だ。
しかし、部屋全体が揺れるというのが1時間以上続くと耐えられなくなって何度かもどしてしまった。
志布志到着1時間前には揺れがおさまり何とかツアーにも参加できたが揺れが続いていたらやばかった。
宮崎沖が荒れるせいなのか、たまたまなのかは分からないが速度が速いというのもありそうな気がする。
定期船フェリーで到着時刻が決まっているので多少揺れても速度は落とせないというのもありそう。
部屋が個室でトイレは自由に使えたので何とかなったが共用だったらかなり悲惨な状況になったと思う。
乗り物酔いがある人は参加を考え直すか薬を用意するか個室にして対応した方が良いと思う。
新造船さつま
4.霧島ホテル(自己責任でやってね)
なんとか到着してバスツアーに参加する事になったのだが乗ったバスがなかなか快適で良かった。
霧島観光という会社のバスだったが割と新しく足元が広かったのでゆっくりできた。
志布志から霧島までの道はバイパスのような道もありきれい。1時間ちょっとで最初の目的地霧島神宮に到着した。
霧島神宮は由緒正しい神社でそれなりに有名なせいか人が結構いた。桜が咲いていてきれいだった。
健康と投資とか生活についてお願いしておいた。たまたま見つけた軍配型のストラップが気になったので購入した。
その後、今回の主目的地「霧島ホテル」に到着。ここで昼食後ホテルの巨大温泉に入浴。2時間程度ゆっくりした。
昼食は特に変わったものは無かったが日頃ろくな物を食べてない私には非常に美味しく感じた。量もちょうど良い。
それからこのホテルの売りである温泉に入ってみた。源泉かけ流しという奴。
この温泉は硫黄谷温泉と言われていて硫黄の匂いがした。また、温泉自体がかなりでかい。
お湯の量も多く深い所があり立ってはいれる。そうは書いてないが日本最大級と言えるかもしれない。
しかし、お湯の温度が高く立っていると疲れる。端の方の座れる所で温度が低い場所で長く入った。
この温泉は大部分が混浴なのだが女性専用の場所を配慮して大きく作られているようで
実質男性専用になっていた。入っていたのは私を含めておじさんばかり。
一応、バスタオル推奨のようだが持っているのは私だけだった。
湯上りにマッサージ機を使ったりして快適に過ごせた。
お湯の温度とじっくりつかれる所が余りないのは残念だったが話のネタになりそうで良い経験になった。
霧島神宮
霧島ホテル
5.桷志田の黒酢(自己責任でやってね)
温泉を堪能した後は黒酢工場の見学&買い物だった。
福山という所にある桷志田の黒酢という奴だ。
私は酢は飲まないのだが、健康に良いというのは聞いているので試しに買ってみた。
3年熟成とかいう物で普通の酢よりも味がマイルドで栄養価が高い。
マイルドと言っても酢なのでやはり酸っぱいのだが普通のよりは飲みやすい。
早速、サラダや豆腐にかけて食べたり、水に少し溶かして飲んでいる。
1か月位試して効果を感じられたら再購入するのも良いかもしれない。
幸い通販以外に大阪の難波にアンテナショップがあるようで買いに行こうかと思っている。
最後にうなぎの養殖をしている「うなぎの駅」という所へ行った。
ここで久しぶりに夕食にうなぎを食べられたら良いと思っていたのだが30分しか時間が無かったので
弁当を買って帰りの船で食べた。これでも十分うまかったので良しとする。
朝は体調不良でどうしようかと思ったがこの頃にはすっかり元気になり無事日程を消化できた。
余談だがいつものようにデジタルカメラを持って行ったが余り使わなかった。
スマホ(Mate9)のカメラで一応満足する写真が撮れるからだ。
旅行の内容にもよるが次回からはデジカメは不要かなと思っている。荷物は少なくしたい。
桷志田の黒酢
うなぎの駅
6.全体的な感想(自己責任でやってね)
帰りの船も揺れたら嫌なので部屋でおとなしくしていたが、大して揺れずに快適な船旅だった。
船酔いしなければやはり船の旅は良い。しかし、新造船でも揺れるのは残念。
フェリーは日本中で色々と運航しているようなのでもっと長いのも考えていたが無理そうだ。
この程度の距離が私には合ってそう。船の旅の雰囲気は味わえたのでまあ良しとする。
興味のある人は一度参加するのを勧める。クルーズ船ならもっと快適だろう。
毎年、秋に旅行へ行っていたが今年は早くも行ってしまったので秋は行かない予定。
安いのがあったら気が変わるかもしれないが、まあ適当に探してみようとは思っている。
ATCを出港
霧島神宮
現在位置をテレビで見られる
おみやげ