竹中氏と国会議員の加藤氏の対論があった。
「竹中平蔵対決シリーズ」というべき企画で何度かやっている。
今日も予想通り激論にはなったがあまりかみ合わずに終わった。
私なりに感じた事を書くと(私はややアンチ竹中です)
・不良債権
これはコイズミ政権で一応解決したって事であまり議論にならず。
竹中氏は解決できなかったのは加藤氏だと指摘。
これは確かに数少ない実績か。
・内需、外需
竹中氏はコイズミ政権で内需が増えていたと指摘していたがこれは首をひねる。
全体の平均年収が増えてないのに増えるなんて事があるのか?
企業と一部の成金がバカみたいに使ったって事か?
・地方の衰退
加藤氏の主張のメインはこれだと思われる。「格差問題」だ。
竹中氏は地方の予算は減らしてないんですと言っていたが現実の状況については述べず。
余りふれたくないのか?
もうじき選挙があるので皆がどう思っているのかそれを見れば分かりそうだ。
・非正規雇用
竹中氏はコイズミ政権で増えたのは認めたが伸び率は加藤氏が政権にいた時の方が高かったと指摘。
まあそうかもしれないが自分も余り対策をやらなかったって事だよな。
これはどちらも説得力が無い。
・郵政民営化
ほとんど話題にならず。具体的に良くなった事が言えないのだろうか?
地方の郵便局の問題を言われるのが嫌なのか。
個人的にはインターネットバンキングが使いにくいとか5月から送金の通信欄
が使えなくなったとか評価は低い。
インターネットが駄目とは民営化した意味が無いような気がする。
・法人税減税
これは個人的にはやむなく賛成なんだが少し出た程度。
資源が無い日本で産業が衰退したら終わりだもんね。
しかし、一般市民からはこれも評判は悪そうだ。
・私個人レベル
私の会社でも構造改革があった。
収入は基本的に変わらないがほんの少しアップ。
生活は前よりはダウン。前に住んでいた所が住み易い。
全般的になんか殺伐としてきたような気がする。
何か「いつ生活が苦しくなるか分からない」というような漠然とした不安感が増大しているような気がします。
やや飽きてるけどそれなりに面白いので今年一杯続けてもらってもいいと思います。
頑張ってください。