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自動車整備士の日常

エンジンオイル漏れ修理(2)

最近では、いきなり雨から雪に変わったり、とても暖かい日があったり、変な季節ですね。服装に困ります。

さて、前回の続きですが一度全部組み終えたのに、また外しです。オイルが出た場所は、
この、つなぎ目。少し見にくいので、

ブロックとオイルポンプのつなぎ目のようです。エンジンが温まるとジワジワ染み出てきます。修理した痕跡があるので、液体パッキンの量が少なかったのか、脱脂が不十分の為オイル漏れがしたのでしょう。

運転手さんに説明して、作業にかかります。
このオイルポンプを外すのに、エンジンブロックの下側全部外していきます。
エンジンマウントを外して浮かしての修理です。

 
はい、外れました。
この前側の部分にオイルポンプが付いてます。



外した部品と取り付け部分すべて、液体パッキンですので剥がすのがとても大変。
綺麗に剥がし終えたら、十分脱脂して液体パッキンを塗付し組み付け。
脱脂が不十分だとまた、オイル漏れの原因になるので慎重に作業。

修理後エンジン前側。ピンク色しているのが液体パッキン(液体ボンド)。


パッキンが乾くまでオイルは入れません。

ちなみに、液体パッキンが乾いてから取り付けると部品同士が付かなくなるので、塗付してからは、休まず時間との勝負です。素早く付けないと残ってるオイルがたれてくるし、ドキドキしながらの作業。

修理後エンジンをかけっぱなしで約一日。オイルがたれなくて来なくて一安心。


   また、よろしくお願いします。


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