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自動車整備士の日常

少し前の修理

自社の隣りの会社で主に、故障修理で来ていただいてます、H20、いすゞエルフ、NPR75N 4HK1。ターボチャージャー交換依頼でした。ディーラーにて部品だしをしてもらったみたいです。

では、


はい、外れました。
約束の時間が有るので、途中の写真が有りません。
比較的すんなりと外れます。

で、さっそく取り付け。

ターボダクトが破れていたので急いで注文。ディーラーに在庫有って一安心。
時間が無いのでかなり焦りました(汗)。

それと、
サーモスタットも交換です。これもディーラーで言われたそうです。
LLC(冷却水)を入れて暖気です。
翌日走行前に再度冷却水の点検をお願いして完了です。





それから数か月後・・・・・。

こんどは、ブレーキペダルが深い(床に当たる)との依頼。
ブレーキマスターシリンダーは交換してる様なので、「ブレーキフルード内のエアー混入は無いな~」と、言いつつ交換してみると、案の定入ってませんでした(ん~)。

HAB(ハイドロ、アシスト、ブレーキ)システムなので、ブレーキラインには色々な機能、バルブ等使ってます。

まず、ブレーキライン、ブレーキラインシステムがどの様についてるか、配線図、制御システム図にて確認。

なぜ、深くなるのか?

作業する前に良く考え中・・・・・・・・。

PCとにらめっこで考え中・・・・・・・・。

初心に戻ってまずここかな?
ブレーキ調整。
初心ですよね(笑)。

それが当たりでした(おォー)。
けど、なぜ?

修理内容と、点検結果を説明しまして、フロントブレーキの分解点検の了解をいただきました。
通常ブレーキ、アジャストスクリューがこのように出てまして、ホコリもついてます。


ねじ山部分が光ってるのは、自分が調整した量です。ほとんど下に下がっていた事がわかりますね。原因は、調整のし忘れか、何かの原因で下がってしまったと思います。

よ~く見ると、アジャスト、ギヤーの減りがひどかった為交換します。新品の部品と比べると違いが分かると思います。
もちろんアジャスト、レバー、その他の部品もです。
組み付け。

15年以上前にも他の運送会社の車両でこの様な現象が一度有り、なぜ下がる(戻る)のが未だに分かりません???。
その時は、確かリア、左、後ろのホイールシリンダー。

今回は、フロント、左、後ろのホイールシリンダーでした。
ブレーキなので、慎重に走行テストを何度もして納車です。


少しでも、異常が有るときは安全の為にも点検してもらった方がいいですね。



    また、よろしくお願いします。
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