企業倫理と適正な生存競争の在り方

人徳を積まずに富のみを積み上げた成金の勝ち組だと自負・自慢している特権・富裕層の人々は、来るべき動乱の渦に巻き込まれて「砂上の楼閣」の如く崩壊し消失し没落するでしょう。
企業保持のために痛みや苦しみを分かち合わないで社員(従業員、労働者)や、下請けを安易に犠牲にする経営者はいずれ滅びの道に至るのであります。それは『適正な生存競争の方法で飛び上がる方法』に相当し他者に犠牲を払わせて、自分たちの保身と利益を守ろうとする利己心に基づく露骨で暴虐な方法だからです。
今まで労働者の権利が政府・政界や財界・大企業の利益追求---過剰な営利主義のために奪われて来たと言えます。
変化に対応できない者は淘汰され、全てに新陳代謝が行われていきます。「家庭」とか「企業」や「団体」などの「事業」を始め、自治体や国家などの組織を持続させて発展し向上させていくには、昨日や今日の考えではなく、宇宙の法である真理に基づいた「人間の道」というものを大切にし徹底して説いて、実行して行かなければならないのです。
企業の在り方として企業全体の繁栄は、世の中への貢献・奉仕と社員全体・下請け(取引先)の繁栄と自然保全・環境・生態系保護となるような構想で、自他共に一体であるという思想と倫理の事業を心掛けて運営するようにしなければ、重大なトラブルが発生して何時しか躓いたり傾いたりして存亡の危機が迫る時が来るでしょう。
新時代に於ける自然の法則に適合・調和する真の政治・行政や事業の在り方・倫理・価値観と、その取り組み方が真に問われる時期に突入しています。
生存競争から始まった限りない貪欲と穢れに塗れた人間社会の狡猾・欺瞞・暴虐・虚偽な既成概念は、神聖な新しき世界では一切通用しません。新しい宇宙経綸(神仕組み)は、過去の延長上には無いからです。利己的で迎合主義による世情に左右される者は神の声を聞くことは不可能です。これからの世の中は自己を正当化した生き方は成り立たなくなり自滅へ向かいます。自らの邪気を追い出し神性を輝かせて利他的に生きる必要があります。
参照　社会の階級と生存競争に勝つ法則
http://www.geocities.jp/psitact/subsemi/cmptcls2.html