五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

苦痛や困難から逃げられるか、生き方と人生の意義/人生のトラブルを解決する3

問題解決シリーズ
当旧HP2001/6/17---2020/9/10ブログへ再編集して掲載

日々の生活と人生の意義(会報1995年2月号より抜粋)

私たち人間には、何にも(何事も)無いような安易で平凡な人生はないものです。
また、神仏とか誰か他者に保障されたという人生なんてあり得ないでしょう。安心や安定や幸せや豊かさだけで過ごせる様な人生もないものです。
人として誰もが避けて通りたい様な失敗とか悲しみや痛手とか、苦しみも辛さもない人生なんてどこを探してもないでしょう。
本当に人生には辛酸を始め敗北や挫折や困難や悲惨があれば、反面に楽しさや嬉しさや満足など色々な出来事が入り乱れて、次々と起こって来るものです。
ある人は「人生は芝居である。自分を何の役柄に演じるかによって決まるのである」と、言っています。
あなたは自分が今、ここに「生まれて来たのは何の為」なのか、と「自分の存在する理由」を考えたり思ったことはありませんか?。
今が楽しいとか嬉しい気分だからとか、幸せや豊かや快適だからといっても必ずしも、未来は洋々たる素晴らしい人生とは限らないでしょう。
今が不自由なくて難なく生きられるからと現状に甘んじていませんか。時には自分にとって今、何が「一番大事」なのかと、考えたことはありますか?。

日々の生活で雑事に心が捕らわれることなく、自分に今、何の役割や試練が課せられているのか、そろそろ気付く頃だと思いませんか?。
あなたも「我が人生に悔い無し」と成れる様に、何事があっても恐れずに第一歩を踏み出そうではありませんか‼。あなたは一人ではありません!。
家族を始め守護霊も友人も同僚も皆が側に居てくれるから、自分の夢や目標に向かって頑張って行けるのではないでしょうか。
過去となった自分の生まれた状況が悪かったとか、子供時代の境遇が悪かったなどと何時までも嘆いたり、それに捕われることなく、時は過ぎ去り過去の運命は自らの心・意識で切り開いて乗り越え、改善しつつあると前を見つめるのです。
自らが置かれている今の環境や境遇などの状態は、過去のカルマ(因縁)によって形成され決められ予定されています。
本当は今までの境遇の中で「日々の生活をどういう想い・思考で過ごしどう受け止め、どの様な生き方をして来たか」というプロセスが重要であり、そこに人生の体験学習なる意味と意義があるのです。
社会の制度・体制とか周囲の環境や相手を責めたところで、何も好転はしなく却って悪くなるでしよう。
その為には人として有意義に向上して生きるために、「正しい思想と思考を持つ」様にすることが一番に大事でしょう。それは「正しい考えこそが正しい想いと正しい知恵と正しい判断が湧く様になり、そして正しい言動も出来る」からです。
日頃から事ある度に自分の内面的な個性・天分を知っておくことと、感性を磨いておくことで、自ら持っている素質を最大限にまで高められます。
そして、個性的な才能を発揮できるチャンスを見い出したり巡り合ったり、訪れたりする時が来れば心に抱いた夢に近づけます。
常に自己の啓発で感受性や脳力を高めておりますと、日々の出来事の中で意外な自分の適性を発見することもあるでしょう。
さらなる向上には自己を省みる時間を持つことで自己開放をして、内在する脳力・資質を統合し活用することも出来ます。

苦痛や困難から逃げられるか(会報1989年6月号より抜粋)

私たちの永い人生には実に様々な出来事が起こり、それには苦痛や敗北や挫折や困難が伴うものです。
しかし、それらの問題・課題を苦痛とか辛酸や困難として受け取るかどうかは、その人自身の過去の体験から来る精神的な受け止め方によって、大きく違って来るものです。
私たちは日々の生活に於いて様々な苦痛や悲惨や困難があるということは、丁度、恰も児童・生徒が学校で学ぶ教育課程に於いて色々な学科を設けてあり、科目に応じて学習するのと同じ様なことです。
ある積極的な勉強・挑戦家は、自分に与えられた困難な学科の課題を学習し、難度の問題を解いて行くことに却って喜びを感じますが、一方、ある学生は同様に与えられた学科の課題に対して、困難とか苦痛としてか感じないのに似ているのです。
私たちは人生の様々な分野に於いて魂の修業として、必要な科目・試練を学ぶべく色々な問題に取り組んで解決し打ち勝つのですが、それを各自に困難としてや苦痛として受け取らずに、人生の目的である自らの人格を進化向上する機会が訪れたのだと、喜びとしてや楽しみとして受け取らなければならないのです。
もしあなたの目の前に今、何らかの困難や悲惨や苦悩な問題・事象が起こって来たとしても、その事物や出来事を回避したり、その問題・課題から逃げ出そうなどと考えてはならないのです。
それは苦痛や困難に対して恐怖して悲鳴を上げて逃げ出そうとする受け方では、苦痛や困難は何時まで経っても軽減せずに蓄積して先送りされ、恐怖で逃避をすればするほど課題・試練は解消せずに、「類は友を呼ぶ」が如くに他の恐怖を呼び、その消えない試練の苦痛や恐怖は我々を追い掛けて来て、益々と苦痛や恐怖の種が殖えて収拾がつかなくなるものです。
その様な最悪の時に、例え一時的にその嫌な課題・試練から逃げ出してみたところで、その人の心の奥底にある潜在意識・ハイアーセルフの「実在する神の子」は、本当の自分である魂や霊が進歩や向上を遂げるために、必要な学習であり修業であると認知していますから己に背くが如く、それを全うしない内は再びその内容に類似の課題・試練を無意識の内に求めたり、知らず知らずの内に引き寄せて課せられることになるのです。
ですから、人として生まれた以上は人生上の課題・試練に対して、自分にはちょうど適当な程度や内容であると思い、常に進んで勇敢に取り組んで少しでも早く解決する様に努力することがベストです。
これにより、その人の魂や霊が向上してその時機に必要な学課を体得して、学習を終了して卒業し得た心境にまで到達した時、今まで見えていたその課題・試練はその人の人生から、速やかに消え去ることになるのです。これによって人格や霊性は高まるのです。
つまり、「萬の物は悉く魂の意に従って出現し、用足りて自ずから姿を消す。円満具足で清浄微妙の世界。これ実相世界、これ汝らの世界。」であるのです。
これが現象の姿や形は心の世界から造られると言うのです。

小難しいのでここらで休憩を取りましょう。


夢のある生き方と人生の意義(会報1995年8月号より抜粋)

世間でマイナス的な発想をする人は、よく「困難な出来事や問題に出会うと自分の存在や今まで築いたモノが、何もかもが音を立てて崩れて行く様な気がする」とか、「夢なんか、とっくの昔に消えちまったよ、俺の人生はどっかで狂っちまった」とぼやくものです。
一方では消極的な発想で「自分は誰にも求められていないとか、期待されていない様に思う」という人もおります。
誰もが長い人生の間に時には失意で落ち込んだり、キズ付きながらも何かの経験を通して一歩一歩と前進しているものです。
特に過去の体験で強いプライド意識を持っていると、それが様々な事象の中で何に付け足枷となり新たな行動に踏み出せない場合もありますから、潔く古いプライドを捨てて生きるという覚悟も必要でしょう。
人は誰もが、未来への夢や希望を何か描き、夢や目標を追い駆け追い求め、抱いた夢を叶えるために日々努力していると云えます。
ところが、描いた夢を実現させられなかった人に限って、過去を振り返った時によく「あの時、何故もう少し我慢しなかったのか、とか、何でもう少しだけ我慢が出来なかったかと、その弱い意志で挫けたことだけが、いつも頭の中を過り、悔やまれる」という人もいます。
人は慌ただしい日常の現象に捉われることなく、何があっても常に自分を省みる時間を持つことで、自分が現実に置かれた立場・境遇をよく見つめていないと、本当に自分に合った夢も描けないし、困難に出会うと逃げ出したくなり直ぐに挫けて諦め、理想すらも求められないものです。
自分が出会う様々な事象に対して常に多角的によく見つめて、何であるか分析することで把握し理解して、いつも何かを決めなければならないでしょうし、今すぐに遣れる事柄は片付けておくことも大切なことです。
遣ろうと思ったことは忘れない内に直ぐに実行するという習慣を持つ様にすると、悔やむことも少なくなるでしょう。
プラス的な発想をする人は、苦労なしで難なく生きるとか、何のトラブルもない平々凡々な人生より、いろんな事象(困難)があったからこそ、その時々で色々な課題を学び、その体験が切っ掛けで今の自分の力量を知り、自分の境遇を知り、家族との絆をも取り戻すことが出来たという人もいます。
目標という夢に描いた自分に成り得ることが大切ではなくて、それに近づいて行こうと取り組み努力することが、人生にとって本当の意義があるということを知るのも大切です。
つまり、「人生とは魂の体験学習をする過程」を指し、「人格・霊格とか品性・霊性を高めることが目的」なのです。
私たちは長い人生の中で、何か大きな出来事の災害や事件や事故などの切っ掛けで、今までとは環境も境遇も全く異なる様な別の世界に、生きることを余儀なくされる人もあるでしょう。
でも、その様な人は過去とは異なる世界に生きることで、今までとは違う別の角度や視点から人生を見つめられる訳ですから、高次元的に観れば2つの人生を生きた様で幸運なことだと言えます。
しかし、その人にとって別々に生きた2つの世界観などの人生体験を生かすのは、自分の意識・思考・意志・心次第であるのです。
つまり、自分の人生をどう見つめて、どう受け取り、どう受け容れるかによって、その後の生き方は勿論のこと、生きる目的や意義や人生観が違って来ると云ってもよいでしょう。
何と言っても様々な経験は人生にとって最高の財産だからです。

今がチャンスと考えて、なるべくご自分で積極的に問題・課題の解決が速やかに出来る能力を、身に付けておくことをお薦めします。
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