The Society of Psychiatry and Neurology 精神神経学会

STRUCTURED MICRONUTRIENT/ US PAT/TH FDA(Med), JP FDA(Food)

構造化微量要素の医薬品登録

2023-09-26 20:00:43 | 構造化微量要素
タイFDAは構造化微量要素を医薬品、サプリメント、食品、飲料水、化粧品として登録。

日本FDAは構造化微量要素をサプリメント、食品として登録。

 

構造化微量要素 / STRUCTURED MICRONUTRIENT


構造化微量要素欠損による、生物相のウイルスパンデミック

2023-06-11 10:39:35 | 構造化微量要素

1987年に、ウイルス病のパンデミックによって当時最大の外貨獲得源であった台湾のエビ養殖業は、消滅するに至った。

ウイルス病のパンデミックは、瞬く間に蔓延し、中国、ベトナム、タイ、インドネシアとエビ養殖業は連鎖消滅をするに至った。

エビ養殖は、自然界で、1ha辺り、数千匹しか存在しない個体数を、超集約的養殖により、100万匹 /haを放流し、収益の確保を図ろうとするものである。

しかし、このような養殖は、SDGsに背くことは明白であり、ある日、1匹のエビが浮き上がってくるのを合図に、数時間で、100万匹のエビが浮き上がるパンデミックが発生し、養殖業者は首を吊ったり、夜逃げにいたり、地平線まで養殖池は干上がってしまっていた。

しかし、アンダマン海域や、ペルー海域では、エビ養殖に於けるウイルス蔓延によるパンデミックは、見られず、豊かな収益を持続し、養殖業者は高級車を乗り回し余裕のある生活を送っていた。

このような海域では、エビは大きく育ち、ウイルスフリーで、腫瘍の発生もない、健康エビで、刺身とビールで、日々飽食を満喫し、漫然と海を眺めていた。

海水の違いによって、エビは、ウイルス病になり、癌を発生し、生育する前に、パンデミックを発生し絶滅に至る。海域は、ウイルスで汚染され、長年月養殖を再開することが出来なくなる。ミネラル成分として、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム等が養殖池に投入され、ミネラル豊富な海水を再現しようとしても、ウイルスの蔓延を食い止めることは不可能であった。

 

1992年に、海水の差異を定義する試みをなした。

深海200mから6000mの海水は、滞留時間が100年から4000年程度の水であり、元素の鉛直分布は200m以上と200m以下とで異なっており(Boyle et al, 1991)、深海を循環している(Deep Sea Water/Broecker, 1991)。溶存するミネラルは複雑な形態を取っている(構造化微量要素/STRUCTURED MICRONUTRIENT)。

湧昇(Upwelling)

海洋深層水大循環 Deep Sea Water/Broecker, 1991

 

これら、構造化微量要素を含む海水は、好塩性の生物(動植物、魚介類、微生物)に対して、ウイルスフリー(Virus free)の環境を提供し、腫瘍が発生しない健康な生育環境を提供し、健康で大型化し長寿命な生物界を構成する。

これら、深海水、湧昇、古代水に大量に含まれる単純ミネラル(Na, K, Mg, Fe等)を除去し、構造化微量要素の含有量を相対的に高めた水(構造化微量要素水)は、嫌塩性の生物系(ヒト、動物、魚介類、植物、微生物等生物相)にウイルスフリーの環境を提供し、腫瘍を発生しない健康で、大型化、長寿命化を促進する(E. Idaka, US PAT, 2002)。

 

VERTICAL PROFILES OF ELEMENTS IN THE NORTH PACIFIC

 

物質は、反応する(reaction)とき、第1段階は、反応物(reactant)と基質(substrate)の水和(Hydration)によって活性化エネルギー(activation energy)を得る。

構造化微量要素は、複雑に構造化された水を含むミネラルイオンであり、水和による活性化エネルギーは大きく、従って、主たる反応(major reaction)速度は増加する。

構造化微量要素によって、水圏、土壌圏、気圏に於ける生物相(biota)は活性化され、主たる反応系が促進し、副反応系(minor reaction)は抑制される。

ACTIVITY ENERGY OF STRUCTURED WATER

Chemical Reaction and Activity Energy

 

微量要素の構造化が崩れると、副反応系であるウイルスが増殖し、生物相はパンデミックを起こし、腫瘍化し、絶滅する。

 

地球に於いては、温暖化が進み、極圏の氷河が消滅すると同時に、瞬時に融氷冷水塊が深層流となって回流しなくなり、構造化微量要素の再生(SDGs)は起こらなくなり、ウイルス増殖による生物相の一斉パンデミックが勃発し、生物相は死滅するに至る。

 

地球圏の、生物相のウイルスによる死滅と、再生は、繰り返されている。

 

構造化微量要素の効果

(1)CD4活性化

アルツハイマー病、認知症

排卵の活性化(不妊症)

潰瘍性大腸炎

うつ病

育毛

皮膚再生

角膜再生

(2) ウィルス除去

HIVフリー

コロナウイルス(SARS-CoV-2)フリー

インフルエンザウイルス

ヘルペスウイルス

痲疹(はしか)

(3) 微生物の多様性

黄色ブドウ球菌フリー、アトピー性皮膚炎

MRSA フリー

口腔内、腸内、膣内、生物相の微生物多様性


産総研、乳酸菌が腸管免疫を活性化する新たなメカニズムを発見

2013-06-24 12:41:59 | 構造化微量要素
マイナビニュース 6月24日(月)10時10分配信

(写真:マイナビニュース)

産業技術総合研究所(産総研)は6月21日、乳酸菌が腸管免疫を活性化する新たなメカニズムを発見したと発表した。

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成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 分子複合医薬研究グループの辻典子主任研究員、キッコーマン研究開発本部の川島忠臣研究員らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間6月20日付けで米科学誌「Immunity」オンライン掲載に掲載された。

人体に有益な作用をもたらす微生物、およびそれを含む食品を「プロバイオティクス」という。そしてプロバイオティクスの代表格といえば、乳酸菌だ。誤解されやすいが、実は乳酸菌という1種の菌があるのではなく、代謝により糖から乳酸を生成する細菌の総称である。腸内に常在しているほか、ヨーグルトなどの発酵食品やさまざまな加工食品にも含まれているため、日常的に摂取されている、もしくは健康のために接種している人が多いのはご存じの通りだろう。

乳酸菌は健康維持・増進に効果があるだけでなく、安全性が高く、発酵食品にも応用しやすいといった観点から、食品・医薬品業界からの注目度は高い。特に免疫増強効果については多くの報告がなされており、さまざまな免疫疾患への効果が期待されているのが現状だ。乳酸菌は、ほかの細菌に比べて多量の「二重鎖RNA」(2本の相補的な配列を持つRNAがDNAのように二重鎖を組んだもの)を含んでいるという点などが特徴として挙げられる(画像1)。しかし、これまで乳酸菌特有の免疫活性化メカニズムやそれに関わる菌の成分については、実は明らかになっていなかったのである。

乳酸菌は、体内において、小腸まで達すると、そこで免疫細胞の1種であり抗原や微生物を認識して免疫応答を開始する「樹状細胞」に取り込まれる。そして、「エンドソーム」(細胞外の物質をファゴサイトーシス(食作用)により細胞内に取り込んだ際に形成される小胞)に発現する「トル様受容体3(TLR3)」(二重鎖RNAおよび二重鎖RNAウイルスを認識する)と呼ばれる免疫反応に関わるタンパク質を刺激。

さらに、細菌やDNAウイルスのDNAを認識する受容体「TLR9」(非メチル化DNA(DNAの炭素原子にメチル基がついていない配列部分)を認識)も協調して、樹状細胞によるタンパク質「インターフェロン-β」(ウイルスの増殖抑制や腫瘍細胞の増殖抑制、炎症の抑制などの作用を持つ)の産生を引き起こすことが判明。なおインターフェロン-βは抗ウイルス活性を持つことが知られているが、それと共に腸管の炎症を抑え、健康な腸を保つために重要な役割を果たすことも見出された。

そして小腸から分離した乳酸菌およびプロバイオティクス乳酸菌を調べたところ、菌株によって差異が見られるものの約7割という多数が乳酸菌に共通する性質として、免疫細胞から多量のインターフェロン-βを誘導することが確かめられたのである(画像2)。

続いて、プロバイオティクス乳酸菌の内、しょうゆもろみから分離した、二重鎖RNAを多く含有する「テトラジェノコッカス・ハロフィラスKK221株」をモデル株として用い、インターフェロン-βの腸管生理機能の解析が進められた。その結果、乳酸菌摂取により産生されるインターフェロン-βは強い抗炎症作用に関与し、動物試験により「DSS(Dextran sodium sulfate:デキストラン硫酸ナトリウム)誘発潰瘍性大腸炎」を効果的に予防することがわかったのである(画像3)。ただし乳酸菌を摂取しても、中和抗体でインターフェロン-βを不活性化すると、乳酸菌の効果が打ち消されることも確かめられた。また、乳酸菌による抗炎症作用は、腸内の常在細菌である乳酸菌と食物から摂取されるプロバイオティクス乳酸菌に共通して見られることも判明している。

研究チームは今後の予定として、消化管免疫細胞の機能を詳細にモニターする技術を開発するとした。また、腸内に常在する乳酸菌や、プロバイオティクス乳酸菌の機能を、より効果的に暮らしや臨床の場で実用化するための技術や社会基盤作りも進めて行く予定としている。