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自律神経失調症を発症していた頃の話 ~其の壱~

2021-02-12 18:07:00 | 健康と体調管理
自律神経失調症の中にある過敏性腸症候群(IBS)。
わたしがこのまま診断を下されてから、今年で10年目になる。

始めは下痢だけだったけれど、過敏性腸症候群を診断したお医者様が処方してくれた下痢止めを飲むと症状がおさまった。だけど、今度は逆に便秘となり、お腹が張って苦しくなる。

やがては薬がなくとも、物凄い腹痛を伴い、時間と場所を選ばずに下痢と便秘の繰り返しとなった。

過敏性腸症候群について深く調べなかったこの頃の自分に蹴りを入れたい。

耐えきれなくなって調べると、ストレスが原因の冒頭の症状だと知った。
ストレスとは100%仕事が原因なのは解りきっている。
①夜勤で夜中に起きている。
②気温差がある場所や極寒なさらされている。
③冷え性
④仕事への意欲
⑤対人関係
⑥自分の感情

①と②までストレスに関係しているとは思ってなくて愕然としたなぁ。

過敏性腸症候群に特効薬はなく、原因に見合った治療・薬の処方をしなくてはならない。

仕事辞めれば良いのかな?
だけど、辞めた後の転職先や生活があるので中々決心がつかない。

仕事を辞めることは死活問題に直結するから。

決意が出来ないまま、うだうだ悩んでいる内に過敏性腸症候群は悪化し、下痢型と便秘型とガス型にまで発展しただけでなく、便器が真っ赤になるように。

実際に自分がそうなると、血塗られた便器…。と、中二病のように振る舞う余裕はなかった。

まあ、それは置いといて、本当は過敏性腸症候群ではなくて、潰瘍性大腸炎なのではと思う位の酷さになった。

そんな状態になってまで検査をしても、

異 常 な し 。

やがては職場の人から仮病を疑われるようになりました。その中で理解者はたった2人。

家族の場合は…。離れていてもやはり親。親は直ぐに理解してくれたけど、それ以外の息子や兄弟は、理解を示すまでに数年かかっている。

無理無いかな? 症状が出ない時は本当に普通の状態なんだもの。

ちなみに、ここまで酷くても、眠っている時だけは症状は出ません。だって眠っている時だけは、ノンストレスですから。
起きた瞬間から地獄の苦しみが待っていますけども。


家族や周囲の人の理解がないと嘆く人が多い、過敏性腸症候群。

もし、身近にそんな症状を訴える人がいれば、せめて理解を示して欲しいと思う。








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