、
今さらですが、映画「ドライブ・マイ・カー』
アカデミー国際長編映画賞を受賞しましたね♡
私も映画を観に行って⤵️
劇中劇『ワーニャ伯父さん』がとても気になっておりました。
車の中で家福(西島さん)がずっとワーニャ伯父さんのセリフを練習してるし、舞台のオーディション、舞台稽古のシーンも多く映画観賞中も『ワーニャ伯父さんって誰ぞや?』とモヤモヤ。笑
劇中劇でパク・ユリムさん演じるソーニャの韓国手話によるセリフが本当に素晴らしかったのです♡
パク・ユリムさんの表情、目力、手話が迫力があり釘づけになり、字幕読むのが追いつかず😓もう一度あのセリフをじっくり味わいたい!と本を借りてきました。
本は「第一幕、庭」というような舞台の設定と登場人物の会話で「台本」のような感じ。
最初はいちいち登場人物のページを確認したり、唐突に始まるので話の内容がつかめず(舞台ってそうですよね😅)小説とは全然違う。
でも、読み進めていくうちに、家や庭、書斎や登場人物の姿やなりが、ありありと浮かんでくるのがチェーホフさんの表現力、文章力、会話力のすごいところ!
お目当てのページが見つかりました😊
感動したシーンが甦ります🥺
ソーニャがワーニャ伯父さんに言うセリフ
『でも仕方ないわ。生きていかねば!生きていきましょうよ。長いはてしないその日その日をいつ明けるとも知れない夜また夜をじっくり生き通していきましょうね。運命がわたしたちにくだす試みを辛抱強くじっとこらえて行きましょうね(中略)そしてやがてその時が来たら素直に死んでいきましょうね。あの世へ行ったらどんなに私たちが苦しかったか、どんなに涙を流したか、どんなに辛い一生を送ってきたか、それを残らず申し上げましょうね。すると神様は、まぁお気の毒にと思ってくださる。その時こそ、あなたにも私にも明るい素晴らしい何とも言えない生活が開けて、まぁ!嬉しい!と思わず声をあげるのよ。そして現在の不仕合わせな暮らしをなつかしくほほえましく振り返って、私たちほっとひと息つけるんだわ。』
映画はアレンジされていて、もう少し短いのですが、手話で語りかけるシーンはとても印象的でした。
劇中劇の「ワーニャ伯父さん」実際にこのメンバーで舞台化されたら本当に嬉しい♡
その暁には、ぜったい観に行きます!笑