図書館でお借りした本
『私をくいとめて』を読みました😊
(映画は、ほぼ小説通り😊)
綿矢りさ氏の作品は読んでいてホント懐かしい気持ちがふわぁっと甦る感じがしました。笑
『おひとりさま』という言葉が流行ったのは何十年前になるでしょうか?
この本の主人公『みつこ』のおひとりさま語録
・おひとりさま難易度が高いとされる一人焼肉は邪道だけどランチで制した
・女ひとりという、ともすればみすぼらしくなりがちな状況でも『自分はおひとりさまだ』って自称すると背筋が伸びるというか堂々と品良くいられる気がするんだよね
・最難関のひとりディズニーをクリアできたらカッコイイけど、そこまでの勇気はまだないな
・おひとりさまの総本山はひとり海外旅行
それから
ひとりカフェしてる時に近くに座ってる同年代の女性の恋愛話が耳に入ってきて(←おひとりさまアルアル)彼女たちの「想い」を察することができ『他人の話で気持ちが重いぜ!』と、みつこまで切なくなってしまったり😅
それと
おひとりさまディズニーができないわけは、『おひとりさま』より『ぼっち』感が強くてミッキーが死ぬほど好きー!とか年間パスポートを持って『ここは家の庭です』みたいに知り尽くしていなければ堂々としたオーラはだせない。
「おひとりさま割引き」や「おひとりさま特典」もないくらいだから、ディズニー側でさえも『一人はちょっと、、』と躊躇する思いがあるのだろう。
などとディズニーの見解まで述べるみつこに爆笑でした。
私も未だに『ひとりディズニー』はクリアしていません。笑
この本を読んでると(映画もだけど)ひとりでどこかへ行きたくなります。
みつこがひとりで合羽橋に『天ぷら』の食品サンプルを作るシーンがあるのですが、楽しそうで思わず調べちゃいました。笑
(現在はコロナで休業中😢)
昔は女ひとり旅で旅館に泊まると不審がられ心配され、女将が食事中にずっとそばにいて話かけられた、という私の友達談もありました。←昔アルアルです。笑
現代は、おひとりさまパックやおひとりさまプランを用意してるホテルや旅館は当たり前のようにあります♡
ひとりでラーメン屋も入りやすい雰囲気になってるし。笑
それだけ、おひとりさまでグイグイ行動する女性が増えたのでしょうね♡
(観月ありさのドラマのおかげか?笑)
もしかしたら、みつこの感受性は人一倍敏感で傷つくことも多いかもしれないけれど😢
意中の人『多田くん』とイイ感じになり
ひとりでも楽しい
多田くんと一緒でも楽しい
と、微笑ましいHAPPY ENDでした♡
そして
わたしは、なぜだか綿矢りさ氏に勝手ながら親近感を覚えました。笑
☆☆☆