九大グリーンクラブOB会ブログです

これまでのブログが消失してしまい、皆様にはご迷惑をおかけしました。ここに新たに始めます。どうぞよろしくお願いします。

谷川岳(1963m)に登りました

2021-07-25 16:07:40 | 登山

 梅雨が明けた7月21日(水)、念願の谷川岳に登りました。コロナ禍でどうかなとは思ったが、ワクチン接種も終わったので、登ることにしました。ロープウェイが動き出す8時前に着くように家を出て、高崎インターから関越道に入り、水上インターから国道291号を土合口駅へ。お陰で一番にゴンドラに乗ることが出来た。天神平でリフトに乗り継ぎ天神峠へ。ここからは谷川岳だけでなく、奥利根の山々も見渡すことが出来た。

 天神峠からは天神尾根を伝い、熊穴沢避難小屋、天狗の留まり場、天神のザンゲ岩、肩ノ小屋を通り、双耳峰の一つロバ(トマ)ノ耳へ。登る前は天神平から谷川岳まではカニの横歩きかなと思っていたが、さにあらず。高低差がまだ600mもあることにびっくりビックリ。お陰でロバの耳に着いた時はヘトヘトであった。ここにもコロナ禍の巣ごもり生活の影響が現れていた。

 一休みしてもう一つの峰であるカバ(オキ)ノ耳へ向かいかけたが、遠くでゴロゴロと雷の鳴る音が聞こえてきたので、涙を飲んで登頂を残念し、帰路についた。ここらあたりの引き際の良さは、GCでの訓練の賜物か、はたまた週末ゴルファーの成せる業か。下山途中に多くの人に会った。特に女子高校生の集団は一人ひとり「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれて、心底登山を喜んでいる様子であったので、「雷が鳴っているのでこのまま下山しませんか。」とは言えなかった。

 天神平に着くあたりからポツポツ降ってきた。濡れなくて良かったと喜んだのも束の間、ロープウェイは一足先に運転を中断していた。仕方なく食堂でソフトクリームをなめていると、一瞬俄かにかき曇り、ピカッと光ったと思ったら、ゴロゴロガッシャ-ン。大粒の雨が窓を叩きつけるように降ってきた。先ほどの女子高校生の一団は無事山小屋に避難しただろうかと心配しながら、ソフトクリームを舐め続けた。

 30分ほどすると、雲の切れ間に青空が見え始め、雨もやんできた。しかし、山肌にはいくつもの水の流れが出来ていた。登山道を横切っていたら渡るのに苦労するだろうなと、他人事ながら心配になった。結局1時間ほど足止めされて、ロープウェイに乗り込み、帰路に就いた。念願の谷川岳であったが、紅葉の時期に再挑戦するかと聞かれれば、恐らく“否”と答えるだろうなと思えた今回の登山であった。

谷川岳ロープウェイの乗り場谷川岳ベースプラザ(ここは乗り場の下が立体駐車場になっているので、できるだけ上の階に停めた方が便利)

20人ほど乗れるゴンドラ。10分ほどで到着。便利、べんり。

天神平駅。右奥はリフトの到着駅天神峠。

天神平のリフト乗り場。スキーをやっていたので、乗り降りは慣れたもの。

リフトの下はゲレンデ。夏山登山にピッタリなニッコウキスゲ。

天神峠から望む谷川連峰。まだあんなに登ることにビックリ。

熊穴沢避難小屋。ここまで45分の歩き。

鎖場もきつかった。

天狗の留まり場。通常は30分コースなのにまた45分もかかってしまった。

笹原の間道を歩くこと40分。天神ノザンゲ岩。10分オーバー。

ようやく肩の小屋へ。ビールが飲みたかった。

ロバの耳到着。2時間20分のところ3時間もかかってしまった。

もう一つの頂上カバの耳。若干ガスが出てきて、遠くで雷鳴が。くわばらくわばら。

天神平駅の食堂の窓からは真っ暗な空と大粒の雨が。


荒船山に登りました

2020-11-11 21:47:20 | 登山

関東山紀行3

 

今年最初で最後の登山

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コロナ禍の影響でいろんな活動を自粛してきました。大分にも半年以上帰っていません。しかしここへきて規制が緩和されたため、1年ぶりに山に登ってきました。荒船山です。名前のように船の形をしているので、遠くから見てもすぐに分かります。

 今回は日曜日(10/25)だったので、朝ドラ(今はエール)がなく、7時過ぎに出発しました。9時前に登山口となる内山峠駐車場に到着(本人はそのつもりだった。それが間違いだと気づいたのはずっと後になってからであった)。荒船不動にお参りしていざ出発。40分で星尾峠に到着。一休みして、そこから20分で星尾峠分岐へ。ここから右へ行けば船の船首となる最高峰1423mの経塚山へ、左へ行けば船尾となる艫岩へ。迷わず左へ。ここからは船のデッキの上を歩くように真っ平な道を、途中クリンソウの群落や「皇朝最古修武之地」の碑を見ながら艫岩へ。艫岩からは正面に浅間山が臨め、眼下にはR254のヘアピンカーブが。しかしここは船の艫。足を滑らせれば奈落へ真っ逆さま。しかも北風が強く、早々に後にしました。ここからは船首の経塚山を目指そうとして、道標を見ると、何と今来た道を引き返すことになっているではありませんか。ここで初めて道を間違えたことに気がつきました。それも最初の駐車場から。私が停めたのは荒船不動下の駐車場でした。熊野古道の八木山越えや由布岳に次ぐ3回目の迷子です。よくこれまで遭難せずにこれたものです。

 デッキの上を星尾峠分岐まで戻り、そこからは一気に経塚山山頂へ。ただここは周囲を樹々に囲まれているので、眺望はさっぱりでした。長居は無用と直ちに下山開始。星尾峠分岐、星尾峠を通り荒船不動へ。登山の無事を感謝し、次の目的地である神津牧場へ。ここは日本最古の洋式牧場で、搾りたての牛乳やソフトクリームがとても美味しかったです。ここで大きなサプライズが。何とここの牧場長が盛岡時代の同僚でした。定年後葉山に戻ったはずなのに、どうしてこんなところにいるのか。しばし旧交を温めたのち、高崎に向けて牧場を後にしました。来年は武尊山や谷川岳、白根山に登ってみたいものです。どなたか群馬の山や温泉を計画している方は、是非ご連絡ください。

高崎市内から望む荒船山(左が船首となる経塚山、右が船尾となる艫岩)

9:00荒船不動尊下駐車場出発(最初は内山峠駐車場と思っていた)

荒船不動尊にお参りしていざ出発(登りに荒船不動尊は入っていなかったので、

ここで間違いに気づくべきであった。)

9:40星尾峠到着(60分の行程が40分で着。まだまだ健脚の証明)

10:00星尾峠分岐(右が経塚山、左が艫岩)

デッキ上のもみじ(赤が少なく、黄色が多かった)

皇朝最古修武之地碑(由来はネットで調べてください)

10:25艫岩着(この道標をみて間違いに気づく。

内山峠から登ってくるはずだったのが、荒船不動尊から登ってきてしまった)

艫岩の断崖絶壁(紅葉は写真以上にきれいだった)

艫岩からは正面に浅間山を望む

眼下にはR254のヘアピンカーブが(ここを走ってきた)

艫岩からは遠く北岳や御岳山が見えるはず

経塚山山頂(周囲は木々に囲まれて眺望悪し)

13:15下山(4時間15分の山行であった)


目指せ!久住山 若き日を思い出せ!

2020-02-14 20:12:57 | 登山

昨年に続き今年も山田さんが久住行きを企画してくれました。

4/29(水)・30(木) で九大山の家を仮予約しております。

参加希望の方は松本まで連絡下さい。(090-1975-1488)

昨年は牧ノ戸から扇ヶ鼻往復でしたが、今年は久住山まで行きたいと思っています。

現役時代に戻って、いざ久住山を目指しましょう。

予約確定したいので、25日までに参加連絡をお願いします。

行程・費用など詳細は後日お知らせします。


2019年忘年会

2020-01-05 09:36:20 | 登山

今年の山行きは山田さん企画の久住(実際登ったのは扇ヶ鼻まで)のみでした。

九大祭討入りも2年連続で台風に祟られ未遂に終わりました。

でも忘年会はこれまで29か30日だったのを早めに開催しました。以下の通り

12月28日(土)18時30分から天神ビル地下の居酒屋「朝次郎」にて。

中原・中野・中尾・山田・井手・川島・古賀・栗脇・都島・岡田・樋口・松本

の12名の参加でした。

料理は美味しくて良かったのですがなにせ人気店なので周りの喧騒でお互いの話が

よく聞こえないという難点もありました。

会場が狭く各人の近況発表時の写真が思うように取れなかったので最後に店の前で撮った

集合写真を掲載します。

後列向かって左から、井手・樋口・中尾・中野・古賀・中原・岡田

前列、都島・川島・松本・栗脇・山田

二次会は6名でギャバンに行きました。

坊がつる讃歌を左右に揺れながら歌うのでブレブレです。

今年もQGCOBの催しに参加よろしくお願いします。

OBプラス拡張メンバーで毎月第二木曜日に「二木会」集まっています。

こちらへの参加もどうぞ。連絡は松本までメール(eMail, LINE-Mail)や当ブログへの

コメントで。


妙義山に登りました

2019-11-10 21:26:54 | 登山

関東山紀行2

上毛三山を制覇しました

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みなさんいかがお過ごしですか。早いもので群馬に来て7ヶ月、今年も残すところあとわずかとなりました。この間平成から令和への代替わりがあり、昭和から平成、令和と3代を生きてきました。できれば次の御代も迎えたいと密かに思っているところです。そのために山歩きで身体を鍛えようと、今回は妙義山に登りました。(榛名山にも登りましたが未報告ですので、本編のあとに写真だけ載せています)。前回同様朝ドラ“今はスカーレット”を見てから高崎を出発、国道18号を西へ1時間ほど走り妙義神社下駐車場に到着。大鳥居を抜け神社に登山の無事を祈願していざ出発。もう少し若ければ妙義登山本来の醍醐味を味わえる裏妙義への道を辿るのだが、今回は「関東ふれあいの道」になっている表妙義自然探勝路へ。神社から第1見晴、大黒の滝を通って第2見晴へ。ここからは金鶏山、筆頭岩、金洞山の眺めが最高。本読みの僧、あずまやを過ぎていよいよ妙義山登山の代名詞鎖場へ。まずは大砲岩への登り。5m程度だけど慣れない者にとっては左右に揺れてさあ大変。頂上には胎内くぐりと目の前に大砲岩。日暮らしの景は抜群だけど足元が覚束ないので早々に退散。次は石門巡り。第4石門の窓からは大砲岩とゆるぎの岩を望み見るのが最高。たてばりと呼ばれる第2石門へは鎖場を10m程度登り、その先で逆に10m程度後ろ向きで降り、さらに10mカニ歩きして第1石門へ。研究室の窓から見える妙義山は独特の形状で登るのは大変そうに見えるけど、実際も大変で危険が一杯でした。当日も71歳の女性が鎖場で5mほど滑落し、両足骨折、ヘリで運ばれて行きました。1週間前にはやはり55歳の男性が滑落死しました。それでもまた登りたくなるのはなぜでしょう。これで上毛三山を制覇したことになります。次は荒船山(1423m)か谷川岳(1977mもちろんロープウエイ)を計画しています。

みなさんぜひ一度群馬へお出かけください。

赤い点線が裏妙義登山路、青い点線が表妙義自然探勝路。今回は青い点線を採る。

まずは妙義神社で登山の無事を祈願

途中本読みの僧でもお参り

第4石門から大砲岩を覗く

第2石門への鎖場

下山口には滑落者の救助隊が。このあとヘリで運ばれる。

<ここからは5月26日の榛名山登山の写真>

今回は掃部ヶ岳登山口から硯岩→掃部ヶ岳→湖畔の宿記念公園のルート

湖畔から硯岩を望む

硯岩から榛名湖の向こうに榛名富士を眺める

榛名山群の最高峰 掃部ヶ岳1449m