滋賀県「小幡の太鼓乗り鶏」
小幡人形とは滋賀県近江市の小幡で飛脚業を営んでいた
安兵衛という人物が京都伏見で作られていた伏見人形の製法を習得し小幡に持ち帰り広めたのが始まりとされています。
佐賀県鹿島市「能古見(のごみ)の俵乗り鶏」
日本三大稲荷の一つと言われている、
祐徳稲荷神社の参詣土産として売られた能古見人形、
戦後の世の中を明るくしようと想いで作られた郷土玩具です。
魔除け・開運の人形として広まりました。
能古見人形も他の地方同様にいろいろな種類があります。
福島県三春張子「とっと車」
江戸時代、三春藩主が江戸の人形師を連れて帰り。
人形の製法を農民に習わせ、農閑期に作り、
広めたのが始まりと言われています。
岡山県倉敷市「張子の鶏」
江戸時代の終わり頃、江戸から岡山に張子の木型が伝わり、
それをもとに張子を作るようになり、
それが岡山の張子の始まりと言われています。
郷土玩具は鶏の人形にしても様々な種類があります、一つ一つを見ていると色々な物語が浮かんでくるようで楽しいです。
また次回いろいろと紹介したいと思います。