自然な出産に憧れていた。
自分の好きな女性エッセイストさんが、いわゆる「自然なお産」をされて、自分もあこがれたからだ。
「女性性をゆがめずに生きる」ことができたら、自然に命の営みに乗ることができると。
「その人の生き方と、お産のあり方は直結している」と。
そう著書では仰っていた。
自分も、自然に産みたかった。
歩いたり、ヨガや呼吸法、食べるものに気を付けて、仕事もできるかぎりセーブし、ストレスをためないように。
生まれてくる赤ちゃんと自分のために、できる限りのことを尽くしたとおもう。
果たして、自分の出産は、壮絶な陣痛に耐えた結果、帝王切開になった。
子宮内感染になり、抗生物質も投与され、陣痛促進剤も入れ、24時間以上陣痛に耐え、それでもお産が進まず、緊急手術になった。
陣痛は、これ以上の痛みが世の中にあるのかってくらい痛かった。
「もう限界なので、切ってください」と先生に言った。
何年も、病院にかからないよう体調管理をし、
「不自然なものは体に入れない」を心がけてきたのに、
最後の最後で薬をバンバン投与された。
授乳中も、抗生物質や痛み止めの投与を継続した。
悲しかった。
結局、自然分娩は叶わなかった。
母乳もやれず、ミルク育児になった。
それまでの私の生き方に、なにか問題があったんでしょうかね。
↑
ここまでさっき書いたけど。
生き方は多分関係ないわ。
運や!!
しゃーない!妊娠の経過から出産がどうなるかは予測できないって妊婦検診の先生も言ってたし。
だが、母も私の出産は帝王切開だったと言っていた。
骨盤がせまいとか、遺伝とかはあるのかもしれない。
でも、全く関係ない他の要因かもしれない。
へう君頭でかいし、それでくるっとできんかったのかも。
・・・
それがどうした
終わったこといじくりまわしてもしゃーない!!
陣痛のしんどさも、帝王切開のしんどさも、葛藤も味わった。
これ以上できないってほど、エネルギーを燃やし尽くした出産だったので、悔いはない。
出産は最終的にはコントロールできない、神様の領域のものだということも。
帝王切開でよかったとまでは言えないが、貴重な体験ができたと心から思っている。
寝れない
バセドウ病の症状だとか
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