へう君日記

アラフォーのへたれ研究者が2022年にママになりました。
想像を超えた毎日の記録、愚痴、考えたことなど。

育休中のリスキリング

2023-05-10 01:00:34 | 日記

育休中に、何か勉強したい

 

候補としては

①論文執筆 業績の穴を作らない

②イラストレーター せっかく前の職場で練習したのに、全然使ってなくてもったいない

③英語 ずっと勉強したかった 

 

実現可能性としては、

①・・70% 査読付きは難しいけど、査読なしの研究ノートを執筆するのはできるかも

文章書きたい気もするし。資料の整理もかねて。めっちゃ調査頑張ったから、査読付きの論文として掲載したいが、そうするにはまたデータがたりない。手持ちの資料で書けるラインで行くしかない。

②・・50% イラレの仕事はけっこう好きだったので、できると思うが、イラレを購入しないといけない

イラレはサブすくになったらしい。講座受けるなら、そのお金もいる。金ないねん

③・・20%    今まで何回もやろうとしてきて、ものになったためしがない

 

研究者としては、絶対①だろう。選択の余地もなく。

ただ、研究に戻って、自分のような運だけで研究者になれたような者が、子育てと研究を両立していけるのだろうか。

限界を超えて頑張ると、絶対人に当たってしまう。自分のふがいなさを夫やへう君に向けるようなことはしたくない。

そう思うと、何か研究以外のスキルを身につけて、組織に所属しなくてもやっていけるようになりたいとも思う。

 

だが、例えば在宅の仕事をはじめるとして、今レベルの収入を目指すには、また一から勉強しなくてはいけない。

今から大学に行って、新入社員になって、苦労しなおすことに等しい。

 

それとも、週三回アルバイトとか?

頑張って英語勉強したら、アルバイトとかなら口はあるかも。英会話はへたでも、専門英語とかならわかるものもあるし。

 

う~~~む・・。

 

自分は並以下のへたれ研究者だと自覚してるけど、それでも、研究より打ち込めるものは見つかるだろうか。

人間関係のしんどさは耐えられなかったけど、研究のしんどさは耐えてやってきた。

それは、時間を忘れて打ち込める瞬間があったからだ。

論文書けない時とか、調査うまく行かないときとか、しぬほど苦しいけど、でも、

研究ほど打ち込めるものに、人生でまた出会えるものだろうか?

それくらいじゃないと、お金稼げるようにはなれない気もするな。

 

話はかわるけど、

ネットで見る女性の育休中リスキリングって、自分とは違うものすごい優秀な人たちで、参考にならん。

職場の女性も同じ。そもそも、研究職の女性が少ない

ほんで、出産後も研究続けてる人はものすごくバイタリティのある人。

 

もっと低空飛行型っていうか、低めだけど落ちないで頑張ってる人いないの?

 

でも、自分みたいな研究者がフューチャーされると、

こんなやつクビにして優秀な人入れろ!!ってなるやん。

だから日本の研究の競争力は落ちたんだ!

第一線で全力で研究できる奴らをそろえろ!!

ってなもんでしょう

うう

 

 

へたれなりに、誠実にやってるつもりです!!

許してください!!

 

あと二時間ほどでへう君が起きるはず

仮眠をとらねば

 

おやすみなさい

 

 

 


帝王切開に思ふ

2023-05-07 19:14:43 | 日記

自然な出産に憧れていた。

自分の好きな女性エッセイストさんが、いわゆる「自然なお産」をされて、自分もあこがれたからだ。

「女性性をゆがめずに生きる」ことができたら、自然に命の営みに乗ることができると。

「その人の生き方と、お産のあり方は直結している」と。

そう著書では仰っていた。

 

自分も、自然に産みたかった。

歩いたり、ヨガや呼吸法、食べるものに気を付けて、仕事もできるかぎりセーブし、ストレスをためないように。

生まれてくる赤ちゃんと自分のために、できる限りのことを尽くしたとおもう。

 

果たして、自分の出産は、壮絶な陣痛に耐えた結果、帝王切開になった。

子宮内感染になり、抗生物質も投与され、陣痛促進剤も入れ、24時間以上陣痛に耐え、それでもお産が進まず、緊急手術になった。

陣痛は、これ以上の痛みが世の中にあるのかってくらい痛かった。

「もう限界なので、切ってください」と先生に言った。

 

何年も、病院にかからないよう体調管理をし、

「不自然なものは体に入れない」を心がけてきたのに、

最後の最後で薬をバンバン投与された。

授乳中も、抗生物質や痛み止めの投与を継続した。

悲しかった。

 

結局、自然分娩は叶わなかった。

母乳もやれず、ミルク育児になった。

それまでの私の生き方に、なにか問題があったんでしょうかね。

 

ここまでさっき書いたけど。

生き方は多分関係ないわ。

 

 

運や!!

 

しゃーない!妊娠の経過から出産がどうなるかは予測できないって妊婦検診の先生も言ってたし。

 

 

だが、母も私の出産は帝王切開だったと言っていた。

骨盤がせまいとか、遺伝とかはあるのかもしれない。

でも、全く関係ない他の要因かもしれない。

へう君頭でかいし、それでくるっとできんかったのかも。

 

・・・

 

それがどうした

 

終わったこといじくりまわしてもしゃーない!!

 

陣痛のしんどさも、帝王切開のしんどさも、葛藤も味わった。

これ以上できないってほど、エネルギーを燃やし尽くした出産だったので、悔いはない。

 

出産は最終的にはコントロールできない、神様の領域のものだということも。

帝王切開でよかったとまでは言えないが、貴重な体験ができたと心から思っている。

 

 

 

 

 

寝れない

バセドウ病の症状だとか

 

 


へたれ研究者つわりに号泣する

2023-05-05 21:38:51 | 日記

昨年3月に妊娠が発覚して、ほどなくジェットコースターのようにつわりが訪れた。

今でも帝王切開より、陣痛促進剤より、辛い時期だったと思う。

吐いてはいて吐きまくったあの日々。

ヨギボーとトイレを往復しているだけの、ただの汚い物体だったあの日々

スマホで「つわり ピーク いつ」とか「つわり いつ終わる」ばっかり検索していたあの日々

(結局、出産少し前まで続いた。。。)

フラフラで駅になんとかたどりつき、駅のにおいでうぇっとなって椅子に座り込み、

なんとか乗り換えの駅に到着するも、こみあげてくるものを抑えきれずベンチで嗚咽する、

そんな体調で、本なんて頭に入ってこない。パソコンの画面をみるだけで気持ち悪くなっていた。

(なぜか、自然のそばはすごく体が楽だった)

 

私がなんとか続けられたのは、

・上司はじめ、職場の理解があったから

・2年目で大した仕事がなかったから

・裁量労働制&リモートワークが活用できたから

・夫が家事を全部してくれたから

この4点でしかない!!!

他力本願ここに極まれり!!!

 

もうできない

次はきっとできない

だって全部運やん、神様の思し召しやん。

自分の努力ひとつもないやん。

へう君は一人っ子!

(でも、体力と精神力がもっとついたら頑張りたい気持ちもある。。赤子はかわいい!)

 

まあ大した仕事がないっていうのは悲しくもあるが。

いいのさ

前の職場でも窓際だったし

そのせいでこんなにひねくれてしまった

 

心から思うが、

女性の働き方を根本的に変えないと、出生率上がらない

こんなん、男並みに仕事続けるか、辞めて子供産むかの2択やん。

つわりが楽な人しか仕事続けられないよ?

なんで中間がないの?

妊娠出産育児の間だけでも、仕事のことを心配せず、体を休めて労れたらなあ。

 

 

 

 

 


夫氏体調不良

2023-05-03 22:35:49 | 日記

へう君・・4ヶ月と2週間くらい

 

夫が体調不良のため、離脱状態

そうやんなあ・・。

里帰りから帰ってきてから、体調不良の自分に代わって、夜泣き対応やお風呂など代わってくれてるから、

夫には休みがない。

 

私が体調不良にならず、もっとはつらつママだったら、夫を疲れさせずに済んだ?

自分が追い込んだみたいで辛い。

 

科研費の実施報告書を提出しなければ。

こんな体調じゃ、育休復帰後のプランなんて全然考えられないよ・・。

 


産後専門の病院つくってください偉い人

2023-05-03 00:17:13 | 日記

初めての日記だが、

 

産後体調悪すぎやろ

 

・ものすごく疲れてるのに眠れない

・ほんとうに、一晩眠れない

・全身の関節が痛い!立ち上がったりしゃがむとき、腰やひざに痛みが走り、「うっ」となる

そのため、子のお世話、お散歩もままならず

・なんか動悸がすごい

・ちょっと動いたらすぐ疲れて、横になってしまう

・つねに下痢

 

わしゃ、

 

不調の総合商社か!!

不調のデパートか!!

 

ほんで、病院行っても全然わからん

産後整体やら鍼やら漢方やらに20万円くらい使ったけど、いっこうに改善せん

 

やっと、何個目かの病院で、内科で血液検査した時、バセドウ病って言われた

甲状腺が原因って、そんなん初めからわからんわ!

こっちは産後初心者なんや!!

更年期が開始したor産後の不調やと思ってたやん。

 

思ったんですけど、

「産後専門の病院」が各都道府県にひとつ必要では!?

そこに行ったら診断してくれて、必要な医療機関につないでくれる施設。

ビッグデータとAI解析により、パーソナルデータや症状を入力すると、原因をある程度特定して、

最適な医療機関に紹介してくれる。

もちろんそれでは不十分だから、お医者さんによる診断も必要だが、

原因が特定できない不定愁訴には、鍼とか漢方とかも処方する。

心がきつい人は、ゆっくり時間をとって話を聞いてもらえる。

とにかく、「原因が特定できる」「治療につないでくれる」産後専門の病院があれば。。

これよくない?

ていうか、なんでないの?

産後の不調は一過性のものも多いから、そこにエネルギー割く必要ないってこと?

それとも、こんなにしんどいのは一部の女性で、ほとんどの人は問題なく育児してるの?

 

でも、う・・上野千鶴子さんが

「出産は、女を弱者にする」って言ってた。

上野千鶴子さんは社会的な意味で仰ったのかもしれないけど、身体的にもそうだよ。

赤子とホルモンの奴隷ですわ。

 

いますぐ作ってくれ、産後専門の病院

 

そして今、メガネさんとへう君が散歩に行っている。

へう君は寝返りを覚えた。