"FOR THE CUSTOMER"

創業120年の建設会社「今西組」の六代後継者が あなたの”いいね”を築く!

利き手、これから、寿司屋で。

2008年05月27日 22時29分55秒 | Weblog
「使い勝手を考慮して、階段の手摺は、降りる側からみて利き手の方を優先して計画する。」
… 建築士の資格をもってるということは、難関と言われる試験の問題に対して、ある基準をクリアーしていると認められたことを、いかに社会のなかで自覚できているかが問われているんだよ。…国交省が次々に発表する、建設関連法規の新設や改正は、そこで働く人々に対して、なにかそれ以上のメッセージを、やんわり伝えようとしているように思えてならない。

 帝国データバンクの「倒産速報」に占める直近の建設・不動産関連企業の半端ないことを、本当にしっているのだろうかと首をかしげる。「住宅かし担保履行法」と命名された、保険に関する新法の施行は来年十月。住宅に少しでも携わるものならば、この業界不況にいったい何をしているんだと、アナウンスする者は少なくないはずだが、不思議とメディアでは取り扱われない。

 この前のテレビ番組「情熱大陸」を見ていて僕が飽きなかったのは、出演していた同年代、いや僕より若い彼らが、少なからず僕を触発するだけの生き方をされていることに尽きる。

 自分勝手がいいとは思わないんだけどね、そう独り言をいいそうになりながら、ふと、この前に、ある銀座の寿司屋で国交省を指揮する現職議員と話したことを思い出した。私が「ゼネコンです」そう伝えると、こうアドバイスをもらった。
「ごめんね、迷惑かけて」
「まあ、つらいけど、がんばってな。」