華道家の假屋崎省吾氏が、西新宿の三井ビル前の広場で、通勤客をターゲットに、巨大な生け花を披露していた特集を、NHKで放映していた。
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20080508-2_doc.html
朝七時半に完成。
以後、続々と通勤のサラリーマンやOLが前を通り過ぎる。
たいていの人は、立ち止まらない。
生け花すれすれを歩き、腕を枝にこすりながら、なんとも思わないような顔で歩かれるおじさんもいる。
ちょっと振り向き、すぐコンクリートの土間に目線を戻す。
中には、あることさえ、気付かない人も。
出社途中に、花をみて世界平和を共感できる人はそういないのかも知れない。
頭はもはや仕事モード、始業前に準備がある、だからこそ早めに出社するのだろう。
私も同じである。
その通勤時間の様子を、階段の上から、假屋崎省吾氏がずっと眺めているのが、映像で流れていた。
彼(?)はとても寂しそうだった。
西新宿という場所が、そうさせたのか。
代官山や青山だったら、どうだっただろう。
ネパールの首都、カトマンズの大通りだったら、どうだっただろう。
ケニアのサバンナ、マサイ族の集落近くの道路脇だったら、どうだっただろう。
「おそらく、平和を訴えているのではないでしょうか。」
インタビューで、唯一、製作者の意図に、答えてらっしゃたのは、サラリーマンではなく、通りがかりのおばさんであった。
p.s.花はなぜ、きれいに咲こうとするのだろうか。
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20080508-2_doc.html
朝七時半に完成。
以後、続々と通勤のサラリーマンやOLが前を通り過ぎる。
たいていの人は、立ち止まらない。
生け花すれすれを歩き、腕を枝にこすりながら、なんとも思わないような顔で歩かれるおじさんもいる。
ちょっと振り向き、すぐコンクリートの土間に目線を戻す。
中には、あることさえ、気付かない人も。
出社途中に、花をみて世界平和を共感できる人はそういないのかも知れない。
頭はもはや仕事モード、始業前に準備がある、だからこそ早めに出社するのだろう。
私も同じである。
その通勤時間の様子を、階段の上から、假屋崎省吾氏がずっと眺めているのが、映像で流れていた。
彼(?)はとても寂しそうだった。
西新宿という場所が、そうさせたのか。
代官山や青山だったら、どうだっただろう。
ネパールの首都、カトマンズの大通りだったら、どうだっただろう。
ケニアのサバンナ、マサイ族の集落近くの道路脇だったら、どうだっただろう。
「おそらく、平和を訴えているのではないでしょうか。」
インタビューで、唯一、製作者の意図に、答えてらっしゃたのは、サラリーマンではなく、通りがかりのおばさんであった。
p.s.花はなぜ、きれいに咲こうとするのだろうか。