県南落語組合のページ

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Shall We 茶の湯?

2013-06-28 23:17:46 | メンバーのつぶやき
全国500万の県南落語組合ファンのみなさま、こんにちは。
県落のゆるキャラ、湯けむり亭もちもちです。成人式を2回やってます。

さて、本日、茶道の先生のお招きでお茶会に参加してきました。
抹茶アイスや、抹茶チョコレートなど、抹茶味のものは大好きで「茶道」も
何回か体験させていただいたことがあったのですが、今回参加したのは
本格的なものでした。

何がどう本格的かと申しますと、とにかく時間が長い!
「茶道」というと、茶筅でシャカシャカ抹茶を混ぜて、茶碗を三回まわして飲む!ぐらいの
認識しかなかった私にとって、お湯をわかす墨を準備して火を起こすところから始まるというのは
え~、いつ飲めるの!?というぐらい果てしなく感じました。

その間、ずっと正座ですよ。

「お濃い」と呼ばれる、ドロドロの抹茶ソースのようなドリンクを、客人たちで回しのみしているとき
思い出したのは、落語の「茶の湯」です。

落語の「茶の湯」では、知ったかぶりのご隠居さんが小僧の定吉に、抹茶ならぬ青黄な粉で
泡立たないからって椋の皮を入れたものを、嫌がる店子たちに回し飲みさせたり、サツマイモをふかして練ったものに灯油を塗った「利休饅頭」なるものを振舞うのです。

幸い私の場合はホンモノでしたので、羊羹をいただき、最後の一滴までズズッ!とおいしくいただきましたが、う~ん、これが「濃厚青汁」だったら…と思うと、「茶の湯」の世界になっていたかもしれませんね。



*写真はドロドロの超濃厚液体抹茶ドリンクです。