行ってきました「第17回 三遊亭円楽 名誉プロデュース 博多・天神落語まつり2023」。
2日間で「古典落語の福袋」「江戸落語の本気」の2公演を堪能させていただきました。
公演時間は約2時間30分と事前告知されていましたが、いずれの公演も熱演、熱演で、“たっぷりと”3時間弱に及びました。落語好きにはたまらない満足をいただき感謝でありました。素晴らしい高座ばかりでしたが、中でも圧巻は「江戸落語の本気」でトリを務められた柳家喬太郎師匠の「文七元結」でした。絶妙な語り口と気迫で涙あり、笑いあり。聴く者の心をわしづかみにしたままエンディングまで一気に駆け抜けていかれました。「今日ここに居られてよかった」。会場を埋めつくした満面の笑みの観客はその喜びを割れんばかりの拍手に変えて、喬太郎師匠ほかの演者の皆さんに感謝の気持ちとともに贈られていました。もちろん、筆者もその中の一人でありました。
「落語はやっぱりいい!」。今年もそう感じ満喫した落語まつりでありました。実は、初日には笑福亭鶴瓶師匠とエレベーターで偶然一緒になってお話できたり、2日目には三遊亭わん丈さんと廊下で出会ってご挨拶させていただいたりと、とても貴重なプレゼント付きのハッピーな落語三昧の2日間でした!
※写真:(上)会場のひとつ、FFGホール入口で列に並ぶ来場者。
(下)「江戸落語の本気」の演者と演しもの