1月27日(土)、大分市大内地区の老人クラブ研修会に出演させていただきました。
新年初高座となる出張寄席は、和楽亭の皆さんとのコラボでありました。そこで今回は和楽亭さん中心のご紹介です。
開口一番は“和楽亭おさつ”さん。「携帯電話のスイッチをお切りください」「なるべく笑うようにしましょう」などの伝達(お願い?)のあと小噺でお客様のご機嫌を伺い、しっかりと笑いを誘っていました。高座名の由来になったという元のお仕事(=銀行員)を感じさせるような柔らかい語り口で会場をとても良い雰囲気にしてくださいました。
二番手には“和楽亭茶々ちゃ”さんが登場。「狸」を披露し歯切れの良い口調と軽妙なテンポで、お客様をグイグイ引き込んでいました。お札(前に登場した“おさつ“さんではありませんので…念のため)に化けた狸が折り曲げられたりして困っている様子にお客様は大笑い。もっと聴いていたい!と感じるような粋で心地よい落語でありました。
そしてそのあとは、県南落語組合から派遣された(?)メンバー1人が「転失気」を演りました。実は事前の打ち合わせで茶々ちゃさんが予定演目を「転失気」か「狸」と言っていたので、当日「狸」を聴いたあと何となくその勢い(?)で演らせていただきました。新春らしい演目も考えて用意していたのですが、お客様が楽しんでいただけた様子でしたので、まぁ良かったのかなと…。
ありがたい機会をいただき、コラボで発揮される笑いのエネルギーと楽しさを感じることができました。
おさつさん、茶々ちゃさん、またどうぞよろしくお願いします!
※写真:(上(右))「開口一番」和楽亭おさつさん。(中)(下)「狸」和楽亭茶々ちゃさん。
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