8月12日のモーニングショウ番組で感動する場面がありましたので投稿します。
・宮城県気仙沼は日本有数の水産業の町です。3月11日の大津波により町は壊滅的な被害を蒙りました。 悲惨なテレビの映像を見て、早期に立ち直ることは不可能と思いました。 ・”みのもんた”が被災地を見舞って被災者を励ます場面がモーニングショウの中で、シリーズで連日報道されました。
その中に、津波で陸地に打ち上げられた”第6安洋丸”の姿がありました。船体は穴が開き、鉄板にはひび割れが入り 無残な姿をさらしていました。”みのもんた”が船体によじ上って船長にインタビューする場面がありました。
・そして8月12日のテレビになります。 その”第6安洋丸”が無事修理を終えて、さんま漁に出航する場面でした。映像を見てびっくりしました。
・私は船舶用エンジンメーカーに勤めていましたので、あの津波を被って浸水した漁船を修理するのは容易ではないと 推察が出来ました、エンジンはオーバーホールが必要ですし電気部品も使用することは出来ません。 それが短期間でさんま漁に間に合わせることが出来たとは全く信じられぬことでした、
・船長は感無量の面持ちであり、船員の一人が「我々には矢張り海が一番だなあ」といった言葉が印象的でした。
さんま漁は釧路沖からオーツク海へ、1週間間程度で帰港、水揚げします。専業船は少なく兼業船(鮪漁業などとの)が殆どです。
・水産業の町、気仙沼が惨状の中から復興に向けて力強く歩んでいる姿を“第6安洋丸”に見て嬉しくなりました。
・その後、第6安洋丸は18日に初航海を終えて気仙沼に帰港、初の水揚げをしました。 19日朝のモーニングショウのスタジオに早速、水揚げされた“さんま”が届けられました。
(カズオ)