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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作9 考察

2024-10-21 11:46:38 | 日記

画像枚数が多いため、分割して紹介した。

 

「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作4(1,無量光寺から小田急線「座間」駅まで歩く) - ムラカミの公開制作的ブログ

旧東海道筋「藤沢宿」周辺を歩き、「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での出品作品制作を考えた。美術作品、つまり立体作品や平面作品、インスタレーションとい...

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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作5(2,小田急線「座間」駅から相鉄線「かしわ台」まで歩く) - ムラカミの公開制作的ブログ

2,小田急線「座間」駅から相鉄線「かしわ台」まで歩く前回の続き。座間駅からかしわ台駅まではちょっとした丘を越えていくのでアップダウンがきつい。距離的には短いのだ...

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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作6(3,相鉄「かしわ台」駅から小田急線「湘南台」駅を目指す#1) - ムラカミの公開制作的ブログ

3,相鉄「かしわ台」駅から小田急線「湘南台」駅を目指す#1引き続き相模原市の無量光寺から藤沢市の清浄光寺(遊行寺)まで歩きながら撮影(2011年6月15日)した。この区間...

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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作7(3,相鉄「かしわ台」駅から小田急線「湘南台」駅を目指す#2) - ムラカミの公開制作的ブログ

3,相鉄「かしわ台」駅から小田急線「湘南台」駅を目指す#2この区間は行程が長く、撮影枚数が多いので分割した。前回(以下リンク)の続きである。「藤沢今昔まちなかアー...

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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作8(4,「湘南台」駅から遊行寺へ#1) - ムラカミの公開制作的ブログ

4,「湘南台」駅から遊行寺へ#1引き続き、相模原市の無量光寺から藤沢市の遊行寺までの歩行と撮影である。この区間も行程が長く、撮影枚数が多いので2分割した。本日はそ...

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「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展覧会での作品制作8(4,「湘南台」駅から遊行寺へ#2) - ムラカミの公開制作的ブログ

4,「湘南台」駅から遊行寺へ#2前回の続きとなる。「立石二丁目交差点(国道467号)」から遊行寺までの画像と若干の説明を示す。「藤沢今昔まちなかアートめぐり」という展...

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相模原市の無量光寺から藤沢市の遊行寺まで歩いた。直線距離にして約22.7kmとなる。

制作のデッサンは地図上に二つの寺を結ぶ直線を引き、その線上に近いルートを検討した。そして条件として、幹線道路は出来るだけ避けるようにした。あとは実際に歩けばアドリブが入り、興味深い所があれば脱線していく。

 

一遍上人が存命だった時代と現在では道路事情も異なるし、造成などで地形も変化しているだろう。だが、歩いてみると古寺もあれば古道の痕跡も見つけられた。古くから藤沢から相模川の段丘地形に沿った往来はあり、そのルートは八王子を超えて行ったようだった。

現在を見ながら古をイメージする歩行となったが、コンセプトは先に書いた通り「地図上に二つの寺を結ぶ直線を引き、その線上に近いルートを歩く」だけ。あとは出来るだけフリーに触発されるものや瞬間を撮影していった。その為に集まった画像が多いだけではなく、複数のテーマ性がそこからは分類出来た。

通常、そこから得られたテーマを限定して編集していけば、それなりの写真集的なまとまりは出てくるだろう。しかし、そうした編集によるまとめ方をしないことにした。ここでやろうとしていることは、雑誌的な仕事ではない。

一遍は捨聖と言われた。生きながら捨てていった。

ならば私も、撮って捨てていく、歩いて捨てていく方法を試してみようと思った。それは既に「高度視差散歩(以下リンク先参照)」と題して発表済みの作品でも行った行為に近いのだが、それは大磯(神奈川県)の山の上から海岸まで下りながら撮影する。しかも35mmの36枚撮モノクロフィルム1本で完結し、一枚も無駄なカットを撮影しないという方針の作品だった。

http://tokiart.life.coocan.jp/2008/080111.html

最終形としては、無量光寺から遊行寺まで歩いて、撮影した画像でカットするのは数枚程度。ほぼ全て採用の未編集に近いまとめ方を目指す。そういう制作目標が思い浮かんだ。言い換えると、撮影しながら編集していることになるような制作だ。(更に、ピンホールカメラを使って撮影する構想も出てきた。それはまだまだ先のことだが実行することになる。)

 

2011年10月、「藤沢今昔まちなかアートめぐり」に参加。展示空間は「蔵まえギャラリー(以下リンク先の場所)」となった。

 

〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢630−1

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18年間 ご支援を頂きありがとうございます。 この3月20日で蔵まえギャラリーは終了する事になりました。 最後のお雛さまを藤沢地区の他の建物と一緒に開催します。 是非お出...

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蔵まえギャラリーでの展示風景。完成作品展示というよりも、これからの制作方針発表となった。画像枚数が多いので、小さなモニターを置いて見せる方法とした。3つの額装作品は、歩きながらまとまってきた制作方針を提示する参考作品。ピンホールカメラでの作品と、この無量光寺から遊行寺までの歩行が「真徳寺」に生けられた花(下画像)に向かっての歩行だと気づいたことによる作品である。