昨年秋以降、ブログ更新が滞った。それは健康上の理由だったが、その後の幾つかの検査や治療によって概ね問題は解決した。かなりのブランクとなったが、ゆっくりと再開していこうと思う。
前々回(上リンク)の中で書いた「通常、そこから得られたテーマを限定して編集していけば、それなりの写真集的なまとまりは出てくるだろう。しかし、そうした編集によるまとめ方をしないことにした。ここでやろうとしていることは、雑誌的な仕事ではない。/一遍は捨聖と言われた。生きながら捨てていった。/ならば私も、撮って捨てていく、歩いて捨てていく方法を試してみようと思った。」ことについて、それを実際に行うにはどの様にしたらよいのだろうか。
それは、考えても仕方のない事だった。やることは撮る、だけ。ただ、そのためには少し時間を開けてクールダウンしてみるのも方策と思った。そして翌2012年4月、前回から10か月というところでもう一度、無量光寺から遊行寺まで歩いてみることにした。
20120406‗無量光寺から座間駅まで歩く
無量光寺の境内で、既にディテールに興味が向いてしまった。
以下「八景(はけ)の棚」
鳩川沿いを歩く。
道保川緑地
「相模原市立相陽中学校」近隣。
「史跡勝坂遺跡公園」へ続く。
「旧中村家住宅」
「圓教寺」
「番神水公園」
この日、歩き、撮影を試みてみたものの、意に反して脱線し、散漫になっていった。その為、途中で撮影を止めて座間駅まで歩き、制作を中断することにした。そのような理由で、遊行寺まで歩くことを断念した。
「歩いて捨てていく方法」について、まずは失敗した。