これから昨日の展示での画像を、数回に分けて公開していく。
例によって相模原市の無量光寺から藤沢市の遊行寺まで、5日に分けて歩いた。撮影した画像を編集で削っていくのではなく、「歩いて捨てていく方法」はまだ不完全な状態での展覧会内容となった。プロセスを公開していくのも、表現だろうという考えもあったからだ。
●1 2016年9月25日撮影
●2 2016年9月26日撮影
●3 2016年9月27日撮影
次回に続く。
これから昨日の展示での画像を、数回に分けて公開していく。
例によって相模原市の無量光寺から藤沢市の遊行寺まで、5日に分けて歩いた。撮影した画像を編集で削っていくのではなく、「歩いて捨てていく方法」はまだ不完全な状態での展覧会内容となった。プロセスを公開していくのも、表現だろうという考えもあったからだ。
●1 2016年9月25日撮影
●2 2016年9月26日撮影
●3 2016年9月27日撮影
次回に続く。
前回、「歩いて捨てていく方法」について失敗したことを書いた。それは2012年4月6日の撮影だった。
以後、何度か試みたものの、壁面展示で展覧出来るような結果にはならなかった。どうしても撮影量は多くなり、編集によって削っていく作業から抜け出せない。それでは目的だった「歩いて捨てていく」ことが実現出来ていない。20120406以降も、時間を見つけては無量光寺から遊行寺に向かって何度か歩いてみた。その度に、分からなくなっていく感覚が強まっていってしまった。
それは2016年の「藤沢今昔まちなかアートめぐり」での発表作品でも、まだ問題が未解決のままだった。しかし、会場の都合から壁面展示が難しい環境なので、夜の屋外で壁面投影する方法を試みてみた。この方法ならば、壁面長による作品数の数を無視出来る。基本的に関次商店の蔵の壁面に投影し、その後に藤沢宿のあちこちでゲリラ的に投影してみた。
この屋外での画像投影という手法が行えたのは、まちなかアート展でライトアップが行われ、日没以後もしばらく会場がオープンしていたことによる。
この制作(撮影)は撮って出しである。撮影はRAW撮りし、最小限のRAW現像でJpeg.化した画像を全て投影展示した。また、会期直前に撮影を行うことで、過剰な編集余地のないスケジュールにした。
展覧会オープニングでは地面に白い養生シートをひろげ、その上に小型プロジエクターで画像を投影した上を私が歩くという、簡単なパフォーマンスで制作意図を示してみた。
以下は、路地での投影記録である(2016年10月22日)。
関次商店の土蔵外壁への画像投影。上写真での投影された画像は、「・・・巡礼散歩」とは別に実験的に制作した河原での画像作品を投影しているところ。場所は以下リンク先の路地である。
時々小雨が降る、あいにくの条件となった。
「藤沢市消防局南消防署本町出張所」の壁に、関次商店の蔵の前から投影。
この展示作品は、全てオリンパスのEP-5に17mm F1.8を付けて撮影した。そして投影機材は、acer製の8インチタブレットとASUS製の小型バッテリー内蔵プロジェクターを用いた。
後日、ここで投影した画像を、渋谷区神宮前のトキ・アートスペースでも展示することになる。そのことについては頁を改める。