どうも僕です。
今回はホテル日の出岬の温泉に入るために雄武までやってきました。入浴前の腹ごしらえにどこか美味しいお店がないものか町中をウロウロしてみます。
飲み屋街の近くに「サッポロ西山ラーメン」ののぼりを発見しました。私は何の予備知識もないまま、誘われるように食堂まつに飛び込みました。平日の正午に入店すると先客はなしで、カウンターと小上がり席があって外観より広い印象です。温厚そうな大将がお一人で切り盛りしているようです。
お昼メニューというものが書きなぐられていて、ラーメンと3種類の定食のみの超シンプルなものでした。まぁラーメン食べようと思っていたのでそれはそれで別にいいんですけど。ここは正油ラーメン(650円)にしてみました。
お酒のボトルが並んでいるので夜は居酒屋になるのでしょうが、書いてあるメニューがエ、これだけ❓少数精鋭にもほどがあるよ❗この町の酒飲みの方はこれで満足できるのでしょうか……(後から調べてみるとどうやら他にもありそうなのですが)
……などと余計なことを考えているうちにラーメンの登場です。チャーシュー・メンマ・ワカメ・ネギ・ナルト・ワカメのシンプルなトッピングです。
透き通った茶色いスープは、あっさりしていながら多めのラードでコクが出ていました。炒めたモヤシと玉ネギがちょびっと入っていて香ばしく、昔ながらの食堂の醬油ラーメンの印象です。
中太の縮れ麺はきっと西山製麵のものなのでしょうが、茹で加減のせいかそれほどコシは強くありませんでした。モモ肉のチャーシューの歯ごたえと、決してスープの邪魔をしないメンマの味もたまに無性に食べたくなってしまうどこか懐かしさを感じる味です。
昔のオーソドックスな醤油ラーメンをリーズナブルに求める方にはど~ぞ~。なんて思っていたら、常連さんが3人ほど入ってきて、口をそろえて鳥からあげ定食(950円)のオーダーです。横目でのぞくと結構なボリュームのからあげをそれは旨そうに頬張っていて、ここはからあげ推しのお店だったか……と少し後悔しました。
なお、お水のお代わりを注いでくれた親切な大将は少しばかりお耳が遠いようなので、注文の際はハッキリと伝えましょう。
日の出岬から流氷を撮影してみたのですが、一面真っ白でどこからが海でどこからが空なんだか……しばれるねぇ。冬は寒いからラーメンがうまいんだよね。(千昌夫か)
いや、まいったね……
住所 北海道紋別郡雄武町字栄町
電話 0158ー84ー2828
定休日 日曜日