長文です、すいません。
姉ラナは、2度の発作をおこしても、生きてくれました。
でも、一度目の発作から、1年たったころ、痴呆の症状があらわれました。
まっすぐにしか進めない、狭い場所へと入っていく、出れなくて鳴く、同じ場所をくるくる回る、食欲がびっくりするほど増える、深夜の俳諧…。
痴呆の事実を受け止めれませんでした。
あんな元気だった姉ラナが…。
病院の先生に相談しました。
今はまだ、睡眠薬などは使わず、できるだけ自然にしてあげたほうがいい、深夜俳諧がつらかったら、サークルを作って歩かすと、同じとこを回るから、疲れて眠る、ラナママさん、姉ラナちゃんは、まだ鳴くことをしないからましですよ、鳴く子は深夜にずっと鳴いてしまいます。
と言われました。
足腰が弱っても、歩くことをやめなかった姉ラナ。
壁にもたれ、壁にそって、トイレを目指しますが、間に合わないことが、増えました。
寝れない日々、粗相の掃除、正直私が疲れ果て、姉ラナにも、家族にも辛く当たってしまった…今ではそのことが後悔の一部です。
眠る姉ラナに泣きながら、ごめんなさいと謝罪、そしてまた寝れない日々。
ラナパパも、私のサポートをできる限りしてくれました。
姉ラナは抱っこが嫌いでしたが、痴呆になってからは、抱っこが大好き。
7キロくらいしかなかった姉ラナは、軽く、抱けることが嬉しかった私は、姉ラナを抱っこするのが楽しみでした。
深夜の俳諧で、予想もできない狭さの所に入り込み、出れなくて鳴く、そんなことも、度々ありました。
隙間を無くす為、家具の間、隙間をすべて物で封鎖しました。
狭い場所に入る姉ラナは、帰るとコタツから抜けることができずそのまま寝てたりもしました。
いつも、この、こたつむり姉ラナを見て、旦那と姉ラナ~ただいま、というのが冬の日課です。
ソファーと同じくらい、布団が大好きな姉ラナ、一生懸命歩いて、布団につまずき、そのまま寝てしますこともしばしばありました。
ふかふかの布団が大好きで、羽毛布団を持ってくるとテンション上がって我先に寝るのが姉ラナです。
正直介護は大変でした。
怒ったことのほうが多かった。
でも今は、怒ったことに対して後悔しかありません。
毎日怒っていたわけではありませんが
私はあるとき自分の間違いに気づきました。
ある時、寝てる姉ラナを撫でながら、考えました。
私が怒っていたこと、自分が寝れない、粗相をしたら家が汚れる、臭いが気になる。
そして気づいたこと、私の考え方が間違っていたと気づきました。
寝れるときに寝たらいい、粗相をして家が汚れるって、家はだんだん古くなり汚れてはくるり、今までもきちんと掃除して拭いてたんやし、臭いは換気をして、しっかり臭いのもとを拭けばいい。
そうすると、今までの自分があほらしくなり、かなり気持ちが楽になりました。
ラナパパにも話すと、そうやで何をカリカリ怒ってるんやろおもてたけど、やっと気づいたなと言われました。
ラナパパの協力もあり、寝たいときに寝る私の代わりに、お風呂掃除、食器洗いなど、自分から進んでしてくれました。
姉ラナのおかげで少し旦那を見直した私です(笑)
姉ラナがいてくれたから、私たち夫婦は、笑いの絶えない家やったなと思います。
必死で歩いて私の横でポッテと転ぶ姉ラナ、抱くと幸せそうに目を閉じて寝てくれた姉ラナ、すべてが可愛かった親ばか全開(笑)
オムツをはかしてからは、姉ラナも活発になりました。
オムツ姿がまた可愛かった
今思うと、介護していた時が、一番長く姉ラナと向き合ったときかもしれません。
姉ラナは命の誕生から、老いゆく日々を私に教えてくれました。
老いてから、本当に大変、その一言でした。
けど、私以上に、姉ラナの方が辛かったと思います。
思うように動かない体、私に伝わらない思い。
でも、姉ラナは懸命に生きました。
元気だけではない、いつか、必ず老いは来る。
そして、その老いが来たとき、きちんと向き合えること、それが犬や猫、動物を飼う前提だという、当たり前のことを、姉ラナに教えてもらいました。
後悔のない最後はないかも知れんけど、後悔が1つでも少なくなるように、そう教えてくれました。
痴呆になったから、安楽死してくださいと病院に連れてくる飼い主、老犬になったからと保健所に持ち込む飼い主がいるそうです。
確かに私も、姉ラナの介護は大変でした。
でもそれ以上に、気づいたこと、感じたこと、姉ラナの存在に癒されたこと、痴呆になっても姉ラナは姉ラナ、いつも私たち夫婦の中心にいて、かわいい愛娘だったこと、そして命の大切さを教わりました。
姉ラナがいてくれたから、もっと犬のことを知ろうと思ったし、介護と言う先の見えない毎日の中で、日々発見でした。
姉ラナは私たち夫婦の一番自慢の愛娘、誇りの愛娘です
姉ラナに出会えたから、動物でも命を大切にしなければいけない、責任を持たなければいけないと、改めて思えた。
ラナにも、ラナのねえねはな、とよく話します。
姉ラナのように、賢くて、落ち着いてて、優しい子に育ってほしいと思い、姉ラナの名前を引き継がせたラナは、正反対
でも姉ラナと同じ私たちのかわいいかわいい愛娘です。
姉ラナは、2度の発作をおこしても、生きてくれました。
でも、一度目の発作から、1年たったころ、痴呆の症状があらわれました。
まっすぐにしか進めない、狭い場所へと入っていく、出れなくて鳴く、同じ場所をくるくる回る、食欲がびっくりするほど増える、深夜の俳諧…。
痴呆の事実を受け止めれませんでした。
あんな元気だった姉ラナが…。
病院の先生に相談しました。
今はまだ、睡眠薬などは使わず、できるだけ自然にしてあげたほうがいい、深夜俳諧がつらかったら、サークルを作って歩かすと、同じとこを回るから、疲れて眠る、ラナママさん、姉ラナちゃんは、まだ鳴くことをしないからましですよ、鳴く子は深夜にずっと鳴いてしまいます。
と言われました。
足腰が弱っても、歩くことをやめなかった姉ラナ。
壁にもたれ、壁にそって、トイレを目指しますが、間に合わないことが、増えました。
寝れない日々、粗相の掃除、正直私が疲れ果て、姉ラナにも、家族にも辛く当たってしまった…今ではそのことが後悔の一部です。
眠る姉ラナに泣きながら、ごめんなさいと謝罪、そしてまた寝れない日々。
ラナパパも、私のサポートをできる限りしてくれました。
姉ラナは抱っこが嫌いでしたが、痴呆になってからは、抱っこが大好き。
7キロくらいしかなかった姉ラナは、軽く、抱けることが嬉しかった私は、姉ラナを抱っこするのが楽しみでした。
深夜の俳諧で、予想もできない狭さの所に入り込み、出れなくて鳴く、そんなことも、度々ありました。
隙間を無くす為、家具の間、隙間をすべて物で封鎖しました。
狭い場所に入る姉ラナは、帰るとコタツから抜けることができずそのまま寝てたりもしました。
いつも、この、こたつむり姉ラナを見て、旦那と姉ラナ~ただいま、というのが冬の日課です。
ソファーと同じくらい、布団が大好きな姉ラナ、一生懸命歩いて、布団につまずき、そのまま寝てしますこともしばしばありました。
ふかふかの布団が大好きで、羽毛布団を持ってくるとテンション上がって我先に寝るのが姉ラナです。
正直介護は大変でした。
怒ったことのほうが多かった。
でも今は、怒ったことに対して後悔しかありません。
毎日怒っていたわけではありませんが
私はあるとき自分の間違いに気づきました。
ある時、寝てる姉ラナを撫でながら、考えました。
私が怒っていたこと、自分が寝れない、粗相をしたら家が汚れる、臭いが気になる。
そして気づいたこと、私の考え方が間違っていたと気づきました。
寝れるときに寝たらいい、粗相をして家が汚れるって、家はだんだん古くなり汚れてはくるり、今までもきちんと掃除して拭いてたんやし、臭いは換気をして、しっかり臭いのもとを拭けばいい。
そうすると、今までの自分があほらしくなり、かなり気持ちが楽になりました。
ラナパパにも話すと、そうやで何をカリカリ怒ってるんやろおもてたけど、やっと気づいたなと言われました。
ラナパパの協力もあり、寝たいときに寝る私の代わりに、お風呂掃除、食器洗いなど、自分から進んでしてくれました。
姉ラナのおかげで少し旦那を見直した私です(笑)
姉ラナがいてくれたから、私たち夫婦は、笑いの絶えない家やったなと思います。
必死で歩いて私の横でポッテと転ぶ姉ラナ、抱くと幸せそうに目を閉じて寝てくれた姉ラナ、すべてが可愛かった親ばか全開(笑)
オムツをはかしてからは、姉ラナも活発になりました。
オムツ姿がまた可愛かった
今思うと、介護していた時が、一番長く姉ラナと向き合ったときかもしれません。
姉ラナは命の誕生から、老いゆく日々を私に教えてくれました。
老いてから、本当に大変、その一言でした。
けど、私以上に、姉ラナの方が辛かったと思います。
思うように動かない体、私に伝わらない思い。
でも、姉ラナは懸命に生きました。
元気だけではない、いつか、必ず老いは来る。
そして、その老いが来たとき、きちんと向き合えること、それが犬や猫、動物を飼う前提だという、当たり前のことを、姉ラナに教えてもらいました。
後悔のない最後はないかも知れんけど、後悔が1つでも少なくなるように、そう教えてくれました。
痴呆になったから、安楽死してくださいと病院に連れてくる飼い主、老犬になったからと保健所に持ち込む飼い主がいるそうです。
確かに私も、姉ラナの介護は大変でした。
でもそれ以上に、気づいたこと、感じたこと、姉ラナの存在に癒されたこと、痴呆になっても姉ラナは姉ラナ、いつも私たち夫婦の中心にいて、かわいい愛娘だったこと、そして命の大切さを教わりました。
姉ラナがいてくれたから、もっと犬のことを知ろうと思ったし、介護と言う先の見えない毎日の中で、日々発見でした。
姉ラナは私たち夫婦の一番自慢の愛娘、誇りの愛娘です
姉ラナに出会えたから、動物でも命を大切にしなければいけない、責任を持たなければいけないと、改めて思えた。
ラナにも、ラナのねえねはな、とよく話します。
姉ラナのように、賢くて、落ち着いてて、優しい子に育ってほしいと思い、姉ラナの名前を引き継がせたラナは、正反対
でも姉ラナと同じ私たちのかわいいかわいい愛娘です。