23日、父方の祖母が亡くなりました。
95歳。
電話で知らせてくれた母の声は、震えていました。
私は、未だ実感できずにいる。
数年前、久しぶりに会った祖母は、もう私のことは分からなくなっていて、父のことがギリギリ分かるくらい。
元気でよく喋るおばあちゃんだっただけに、その姿はとても衝撃的で、亡くなったことより、あの時のショックの方が、私にとっては大きい。
祖母に話しかける父が、初めて「息子」に見えた瞬間でした。
こんなご時世だから、里村家から葬儀に参列したのは父のみ。
私や他の兄弟は、電報だけ送りました。
なんだかあっけない。
もし、私が今も久留米に住んでいて、世の中がこんな状況じゃなかったら、きっと駆けつけていたと思う。
そしたら、もっとちゃんと、悲しめていたのかな。
おばあちゃん、長い間お疲れさまでした。
ありがとう。