ひとやすみ(風のいろ:別館)

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上司の前で 二度目の涙  +α

2012年07月04日 | Job
入職して半年のころ 業務のきつさに悲鳴。
(一時的とはいえ 2か月近く 一人で2階分 こなしていた)
思わず 総師長に相談する時 泣いてしまった。
嗚咽をもらして 結構激しく。。。
いつも頑張ってたから 周囲にいた看護師さんたちも
びっくりしちゃったみたい。
(いい年こいて泣くなんてね^^;)

さてあれから3年半後の今日 また 思わず(その方は今は部長)部長に
ある事を確認していて 話しながら泣いてしまった。
今回のは 外来に降りるにあたっての不安な噂に惑わされて、だ。


先に外来に降りている〇さんは 助手からクラークになった。
(10月から 私と〇さんと 二人で外来で働く)
しかしそうなって間もなく 残った助手さんの1人、△さんが
仕事を数日休むことになった。
某助手さんは 洗面所で私と会った時
「もし △さんが中々復帰できなかったら
 〇さんに戻ってもらわなくちゃ。」
心の中で私は
『冗談じゃない。今 彼女は 一生懸命外来のことを学んでいる。
 教えている●さんの時間と手間は そうなったら無駄じゃない?
 そんなに簡単に 病院側もあげないと思うよ~』と。

そして今日、△さんがいよいよ一か月休むとかで。
NS二人が 私に、向かって
「〇さんに上がってきてもらうって聞いたよ。
 △さんが代わりにクラークで降りるんだって。
 だって助手の仕事 (肉体的に)無理でしょう?」
さ~ ここから私の怒りが爆発。

「え~~~? 今更?」
(もう教えてもらうタイムリミットが
 迫っているのに 今更? それに…私と△さんが二人でやって
 いざ急に休まれたら 私が犠牲になるの?
 クラークは少ない人数なのに?)
色んな困難・無理難題を超えて やっと歩いている毎日。
なのに 更に強いられるの??????
それはいくら何でもひどくない?
あー このまま行ったら 何でもやられちゃうよ、病院に。
もーーーいい
「そうなったら 私も辞めるよ!(まあ すぐじゃないけど、半年後くらいに?)」
「私らの年では(増して私は事務系だし) 今辞めても (正は)ないよ。」
「そんなの分かってる! それでもいい! 覚悟してる!」
(看護師のように いつでも募集のある、しかも年齢が高くでも
 需要がまあまあある職種と違って 2度の求職活動で 嫌というほど
 そのことは あなた方が知らないほどに 実体験しています!
 ここでの クラークの仕事が どんなに大変か あなたは知らない!)



もんもんとして、、、昼近くに下でちょうど部長と会い、、、
たまらず聞いた。
話しながら 自分でも予想だにしなかったが
涙がこぼれてしまった。未来が、8月以降が、10月以降が不安で。
(総務の外で小声で話していたが 中の事務長とか
 通りかかった新院長とかには 雰囲気を悟られたかも…)
「それなら私も辞めると言ってしまいました」とも。
しかし 真相は違った。。。
これらは みんなの妄想で 妄想の噂に過ぎなかった。。。


遅い昼ご飯を食べ終え 歯を磨いていたら
下の階の相方ちゃんが
「なんか、元気ない? なんかあった?」
「え? わかる?…(意外だわ)」
「うん、わかる。 朝は元気だったのに」
(そんなに親しい訳でもないのに 意外な言葉があったので
 ちょっと彼女を見直してしまった。)

で、思い切って 事の一部始終を話したら。。。
またまた恐ろしい(?)話をしてきたよ。
「〇さんは助手さんに 元の助手に戻りたいって話してるらしい。」
「でも彼女、私には、ずっと助手をやるつもりはなかったって言ってたよ。
 そもそもの面接も クラーク希望だったとか。
 ただ 経験がなかったから助手を勧められたみたいで。」
2人の一致した意見は 実際クラークをやってみて
どんなに細かくて責任の重いことをしているか 今まで知らなかった。
助手さん(看護師も?)たちは クラークの業務を 甘く見てる、軽く見てると。

クラークという職種に応募するにあたり 当時私は ネット検索したのだ。
実際 クラークは 何をするのかな?と。
驚いたことに! 病院病院で クラークの位置づけは様々。
医療事務に近い所、看護助手に近い所。。。。。
中途半端な どうにでも使える便利な立場なのだろう。

ニチイのCMでは 事務服を着て 事務室で仕事してたけど
うちの病院では 看護助手さんたちと同じ制服で
事務処理だけではなく 幅広い業務が割り当てられている。
当時 クラークとして応募したのは
イメージとして 検体や書類を運ぶといった
あまり重要でない(失礼!) 軽い仕事ばかりと思ったからだ。
医療事務は 年々内容が難しくなっているし
調剤薬局が長く ブランクのある私には かなり踏ん張らないと
みなさんについていけないし 年齢的にそれはきついかなと。
(もちろん 医療事務でも 探していたけれど)
軽い簡単な作業ばかりなら 給料が少なくてもいいやと思った。

しかし 実際 病院側がクラークを雇ってみると
(当時 クラークは 外来に一人、半年前に雇った人しかいなかった。
 それまでは 医療事務課から交代で応援してたんだって)
すっごい重宝なことが わかっちゃったらしい。
まあ どんどんどんどん 業務が増えること。。。。。。
入院患者さんが増えると(病床を増やすと) 看護師はもちろんのこと
看護助手も増やすのに クラークの人数は変更なし!
あと 0,5人か0,3人 増やしてほしいと言ったのだが。
(私の想像では 外来と病棟を行ったり来たりして
 間を埋める存在があればと。 またはもちろんパートさんでもいいけど)
別の階のクラークが入れ替わった時 部長は現:相方ちゃんに
「困っていることはない?」と聞き
書類のセットを作るとか 手伝ったらしい。
(しかも 退院者の伝票処理とかは 私に手伝って…と部長が。。。)
私は 部長のこの言葉により、0,5人、人を増やすのはなく
ちょこっと部長が手伝うことにしたのだと思った。
現相方ちゃんにも 遠慮なく 書類セットをお願いしたら?と言っていた。

が、ある日 彼女の休日に私が両階をしている時、彼女の階で
入院カルテセットが 少なくなってしまった事に不安を覚えた私は
(翌日日曜なので うちらがセットできない)
思わず部長に内線。
「すみません。 今日 一日いらっしゃいますか?
 実は 〇〇のセットが 予備カルテにはさんだ残りが
 後 2組になってしまって 不安なんですが
 ちょっと 私も作れない状況で」
部長も忙しかったらしく 何組必要か聞き 50組お願いした。
ただ ある内容だけ 少し複雑なコピーが必要だったので
それを抜かして作ったからと。
最後に 現相方ちゃんに 
「こんなぎりぎりに(相方の私が心配するほどに)
 セットを用意するのではなく 日々 ちょっとずつ作るように
 工夫して 一日の業務を見直すようにと 伝えなさい」
と 厳しく言われてしまった。
「私はクラークじゃないんだ。
 あんたたちは 私がどんだけ暇だと思ってるんだ」

はぁ~ この言葉で初めて 部長が手伝うつもりだったのは
初めのうちだけなんだって知った。
つまり やっぱりクラークは どこまで行っても2人っきりなんだと。

何かといえば 前の相方ちゃんの仕事の速さを持ち出す部長。
しかし 私は階が違ったので ちょっとしか気づかなかったが
前の相方ちゃんは ミスもいっぱいあったんだって。
現相方ちゃんは いっぱい彼女の間違いを見つけてる日々らしい。
(ミスが多いことは いろんな人から聞いていたが
 看護師とかが気づかないミスもあるんだろうなあ。
 例えば カルテのID番号が5桁なのに3桁の人がいたり
 お名前が 漢字が違っていたり、というのは 私も最近気づいた)
そのことを ちゃんと部長に言ってほしいな。
早くて正確な仕事は理想だけれど なかなかそうできる人は少ない。
ならば 普通の速さだけど 間違いを極力しないよう気をつけるタイプと
間違いをあまり意識せず どんどこ処理して超人的スピードで処理する人
どっちを求めるのか?って話だよね。。。(私の言い訳?)
それと 周囲の雰囲気(看護師や医師の会話で 先回りしてさっと
何かに気づいてフォローとか)も気遣うか
周囲への気遣いは一切せず 自分の業務にひたすら打ち込むか。
    ↑ そうすれば 早いよね
(私の場合、一緒にやっていた二人の師長さん=もう辞めた=が
 揃って 「クラークの資質がある」と総師長に言ってくださったというか
 私なりの存在価値を 認めていてくださったというか。
 速さだけではない 別の点で 私の良さを見ていてくれたのだ))

って 蛇足でしたが。
あー どんどん話が横道にそれていく 私の話。


ところで セット作りの話だけれど、、、現相方ちゃんの階の方が
自分もいたので知っているのだが、ものすごく忙しいので
(日によっては 私の階の方が忙しいけれど)
私の階のクラークが(今後は新しい方がってこと)
彼女の階の いくつかの業務をすることにしてみた。
(私が勝手に決めている)
空床報告というのがあるが それを両階分、朝夕、うちの階がする。
入院カルテセットだけは お互い引出の中に入っているし
一部 共通ではないので 各階で作るが
それ以外の ドクターが使う 退院時書類一式、入院時書類一式、
高齢者用入院時書類一式、は うちの階のクラークがすることに。
この3つのセットについては 彼女の階の在庫も見て 作る。

しばらくは(出来れば定年まで またはそれ以降も)
ここで働きたいと思っている私としては 相方ちゃんたちにも
気持ちよく働いていてほしいので
(辞めて 人が変わると 自分も大変だからだけど^^;)
いろいろ考えを巡らせているのだ。
(特に役職もない私が なんでそこまで考えなくちゃいけないんだろう?…)





そうそう、初めの話に戻って(偉く遠くまで来ちゃったなあ)
部長に話しながら泣く前に 昼間一度 別件で部長と話。
新しく来て 私と交代する子に ちゃんと教えろと。
私は
「カレンダーに スケジュールを組んで ばっちりやってます」と。
そう、一か月で 一通り 一人でこなせるように
カレンダーを大きくコピーして 綿密なスケジュールを記入。
実際 実施したことを追加したり削ったりして 今日教えたことは
とりあえず 私の押印。 (一度で覚えろは言わないけどね)
彼女が上がってくる前 お願いしたことがある。

(1)小さい ばらばらにならないタイプのメモ帳を
   いつもポケットに入れ、教わったことや 頼まれたことをメモする。

(2)普通のバインダー式のノートを一冊用意し メモしたことを整理したりして
   自分独自のマニュアル(?)を作る。 教わって 忘れてもいいけど
   そこに帰れば 確認できるようにしておく。
   (実際私もそうやってきたし 今ではそれは見なくなったが
    一年に一回しかしないことや たまーにしかしないことは
    記憶から薄れるし 誰にも教われないのだ。)
   バインダー式にするのは いろんな項目があるので
   差し替え可能なように。

彼女は かなりのんびりした 呑気な人だと聞いていたので
そのようにお願いしたし、私以外の人って
メモ帳を持ってなかったり ノート(?)をまとめなかったりしてて
どうも 不安な感じなので 余計なお世話なのだけれど お願いした。
マニュアル自体は 部長に頼まれて 半年かかって
10ページ以上に渡るものを作ってあるけれど
そもそもその目的は 「クラークがいない時に 誰が見てもわかるように」
してほしいというものだったから 細かい所まで書いてある。
でも マニュアルだけに頼らず 実際仕事をしながら自分独自の
便利帳があった方が 絶対いいと思うのだ。




今週に入って 3日間 つきっきりで教えていた。
普通に業務をこなしつつ 彼女のペースを見つつ
かなり疲れ果てた。
今日は やっと休み~。
(とりあえず 一緒に休んだ。 私とずれると
 教えられる日が減ってしまうし。)
来週の月曜だけは 一人になってもらうというか
私一人 休みをもらった。
いよいよ 上高地に行くため。(40年近く夢みていた場所)
日曜夜 新宿を出て(22時過ぎの新宿に一人で…怖いね)
翌日 夜 帰宅の予定。
でも 次の日も仕事なので きついよね。
その分 同じ週の金曜だったかな? Newさんと一緒に休むよ。








 

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