ひとやすみ(風のいろ:別館)

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給料明細 と お給料のこと

2006年01月23日 | Daily life
離婚して 上の子が小学校に入った年、縁あって病院で働き始めた。 病院の事務は、知る人ぞ知る、少ない給料である。 いずこの病院もね…。 でも 離婚したという負い目を持ち、これから自分の収入で子供を育て自分の老後も考えなくてはならなかった私にとっては 雇っていただけたことが 本当に感謝であった。 収入のことを 人と比べたこともなかった。 人によっては 私の給料と自分の給料を比べたがる人がいたけれど、私にとっては 人の給料なんて問題外だった。 私にとって必要最低限いただけるなら、それ以上望まなかった。 置いてもらえるだけで有難かった。
ずっとそうやって来た。 何度か転職。 父の介護(看護?)が理由のこともあったが、大抵は人間関係に悩んでそれから逃げるために。 転職のたび、次に働くところで給料が下がるのは覚悟していた。 それでも転職したいと思った。 収入より気持ちよく働きたかった。
しかし不思議なことに、転職するたび 給料は少しずつ上がった。 それも有難かった。

さきほどwebで給料明細を確認&印刷。(もうわが社では 紙の明細は発行されない)  しみじみ これまでのことを思い出していた。
最近、収入に対して不満を持つようになってきていた。 調剤薬局だから 薬剤師と事務しかいないわけだが、その格差とか 会社全体が経営が厳しくなってきたのか有給休暇もほとんど取れないとか、毎年20日近く捨てて、残業も減らせと言われたり(それでいて仕事量は多くされ…)。 不満が出てきたのは ここに10年以上勤務しているからだろうなあ、と気付いた。
そう、今までは 不満なんて持ったことがなかったのに…。 いつのまにかマンネリ化して 給料をもらうありがたみが薄れて(なんせ 子供が育ち、働く意味が薄れてきてしまったので) 高慢な思いが出てきたのだなあと思った。 かつての謙虚な思いで働いていた日々を思い出し、初心に帰らなくちゃと 思わされた。

また、職場の相方に きつい言い方をすることがあって。 なんて私は愛のない人だろうと 今更ながらに気付いた。



この二つの点(共通するのは 「謙虚になれ!」)に留意して 明日からまた仕事に向かおうと思った。

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