リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

【アートハウスへの道】18〜型取り完成!!〜

2021-06-22 | 制作過程
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2021年現在)リーゼント矢板(やいた)です。



大阪にある一戸建ての貸別荘タイプの【新築】宿泊施設・『友家(ともや)』
このプロジェクトはコロナの影響《+α》で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、《観光・宿泊》業界と日本の《アート》業界を逆に盛り上げていこう!という企画。クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がリターンされます。
ついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディングが開始しました

CAMP FIRE 

リターンの中には私の制作したアート作品もありますので、一度上記の詳細をご覧になって下さい。






失敗を繰り返した型取り。素材と方法を変え、ついにバックアップまで完成しました!

今回は、バックアップを取り外し、シリコン型から原型を抜き取ります。
この作業が問題なければ、ついに!いよいよ!
型取りの完成です!!

結果やいかに!?


さあ、石膏のバックアップを取り外します!




まずは、周りのせき止で使った粘土を取り除きます。







全て取り除きました。
さあ、バックアップを取り外します!


外れました!

以前はシリコンに補強で入れたガーゼが、シリコンから飛び出していてバックアップの樹脂に食いついたり、顔まわりの窪みを埋めたパテがやはり食いついたり、そもそも埋めたりなく、引っかかっていたり、離型剤が十分でなかった等の多くの理由で失敗していました。

今回、シリコンにガーゼは使いませんでした。なのでボディーはシリコンでツルツルなので、ほぼ問題なく剥がせました。

頭部はやはり形が複雑なぶんスンナリとはいきませんでした。
工具でバックアップ表面を叩き、衝撃を与えながらボディー側から徐々に隙間を作っていきます。シリコンとバックアップの隙間に手を挟み入れて、さらに隙間を作っていきます。多少力は加えましたがゴソッと窪みを埋めた石膏パーツと共に取外せました。

とはいえ、力を加えた事で、ボディーと頭部の境目がテコの原理で割れました。
しかし、石膏は割れてくれる事で、多少の引っかかりは力技で取り外せてしまうのが利点です。樹脂だとガッチリ硬化してビクともせずちょっとの段差や引っかかりでも取り外せないのです。




一度バックアップを被せて戻し、無理してヒビの入った部分、工具で叩いて損傷した部分を補修します。





サイザルを石膏に浸し、ヒビの入った部分に貼り付けて補修&補強をします。






もう一度バックアップを外し、窪みを埋めたパーツを取り外し、バックアップ側にセットし直します。



石膏パーツをところどころブロック状に整えた事で、その部分が他のパーツや、バックアップと形が噛み合うため、ズレ落ちたりする事なくシッカリとシリコンの形をキープしてくれています!





分かり辛いけど、
左:バックアップのみ  右:バックアップに石膏パーツをはめ込んだ状態



そして、シリコンの型も抜けました!




ガーゼを補強で入れるとシリコン型の裂けや、破れを防ぐ事ができますが、シリコンの特性の伸びが失われます。
今回はガーゼ不使用だったので、複雑な原型からシリコン型を取り外す際、伸びる事で、取り出しやすかったです。




ディティールもシッカリ取れています。

バックアップにシリコン型をセット!


やっと!ついに!型取り完成です!
やったーーーーっ!!








しかし、ここで達成感を感じている訳にもいきません。
こらから、この型を用い、複製を作っていかないと作品にはなりません!

次回、初めて扱う素材を使って、シリコン型から複製を作ります!



つづく。。。




このプロジェクトはコロナの影響で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、逆に盛り上げていこう!という企画。
クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がお礼としてもらえたりします。そしてついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディング開始です!
詳しくは下記のリンクをご覧になってください。
進展状況、参加アーティストはInstagramから発信してます!
Instagram @wayout_202




次回も⚡️夜露死苦⚡️

Twitter @regent_164
Facebook @Hiroshi Yaita
Instagram @yaitahiroshi
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