リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

【アートハウスへの道】17〜石膏バックアップ〜

2021-06-20 | 制作過程
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2021年現在)リーゼント矢板(やいた)です。



大阪にある一戸建ての貸別荘タイプの【新築】宿泊施設・『友家(ともや)』
このプロジェクトはコロナの影響《+α》で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、《観光・宿泊》業界と日本の《アート》業界を逆に盛り上げていこう!という企画。クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がリターンされます。
ついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディングが開始しました

CAMP FIRE

リターンの中には私の制作したアート作品もありますので、一度上記の詳細をご覧になって下さい。






バックアップの準備として、シリコン型の窪みを石膏で埋めました。

今回いよいよバックアップ作業です!

以前失敗した時は、バックアップを樹脂で作りました。
その際は、バックアップの樹脂がシリコン補強に使ったガーゼに食い込んだり、窪みを埋めたパテの離型が上手くいかなかったり、窪みをシッカリと埋めきれず、バックアップが引っかかったりと、複数の失敗要因がありました。

今回のバックアップは素材を変えて、石膏でバックアップをとっていく事にします!





石膏を流して、固まってきたらヘラで伸ばしてならします。

石膏は薄いと割れたり欠けたりしやすいです。バックアップには強度が必要ですが、大量に使うと重量が増し、その後の作業や移動が大変です。
そこで、なるべく薄く作りながら強度を上げるため、石膏にサイザルを混ぜます。


サイザルは植物の繊維です。これをハサミで切って硬化前の石膏に貼り付け、その上からさらに石膏をかけます。直接サイザルを石膏に浸して貼り付けてもOK!










サイザルの毳毳(ケバケバ)や、作業中に硬化した石膏の凸凹が木になるし、触り心地が悪いので、最後にも言う一度、石膏をかけて表面を滑らかにして硬化させます。





石膏は、自分自身の全身の型取りで、何度も使っているし、多少アバウトでも硬化するし、補修もしやすいので個人的には助かります。
ただ、多分、樹脂なんかより相当重量はあると思います。

以前の失敗した時は、樹脂でバックアップを作るのは初めてでした。
樹脂がある程度余っていたのと、「軽量化したスマートなバックアップを作りたい」と、カッコつけてしまったのですが、非力でもない、基本パワー系の私には重くとも慣れ親しんだ石膏の方が扱いやすかったです。材料費も安いし。。。
(ただ重いんだよなぁ……。)

次回は、ついにバックアップを取り外し、シリコン型を原型から外します。
この工程が以前のように失敗しなければ、ついに、ついに!型の完成!!
複製を作っていくことが出来ます!さてどうなるか?


つづく。。。




このプロジェクトはコロナの影響で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、逆に盛り上げていこう!という企画。
クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がお礼としてもらえたりします。そしてついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディング開始です!
詳しくは下記のリンクをご覧になってください。
進展状況、参加アーティストはInstagramから発信してます!
Instagram @wayout_202




次回も⚡️夜露死苦⚡️

Twitter @regent_164
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Instagram @yaitahiroshi
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