「栄養学のアインシュタイン」と呼ばれ、「ダイオキシン」の発見にも貢献した世界的権威、T・コリン・キャンベル博士は、アメリカ政府の資金援助の下、発展途上国の栄養失調の問題を解決するプロジェクトを行なっていた。
プロジェクトの内容は以下のようなものだ。
「世界中の多くの子供達が栄養失調なのは、動物性たんぱく質の不足の為であるので、子供達の動物性たんぱく質の不足を補う」という取り組みである。
しかし、このプロジェクトで博士は奇妙な事実に気付く。
それは、フィリピンで発がん性物質「アフラトキシン」に汚染されたピーナッツを食べた子供達の内、「最も動物性たんぱく質を多く食べている子供達が、最も肝臓ガンになるリスクが高い」という事実だった。
この事実に驚いた博士は、以下のような実験を行なう。
発ガン性物質「アフラトキシン」を投与されたネズミを2グループに分け、動物性たんぱく質「カゼイン」が総摂取カロリーの20%のエサ(アメリカ人の平均摂取比率)のグループと、5%のエサのグループに分けて、経過を見た。
発ガン性物質 + 動物性たんぱく質20% = ガン罹患率100%
発ガン性物質 + 動物性たんぱく質5% = ガン罹患率0%
その結果なんと、ガン罹患率100対0という、驚異的な数値が出たのである。(インドや日本でも同様の実験が行われていますが、全てこれと全く同じ実験結果が出ています。)
次に博士は、以下のような実験も行なった。
すでにガンの腫瘍が出来ているネズミに、以下のような実験を行なった所、
少量の発ガン性物質 + 動物性たんぱく質20% = 腫瘍成長率 高
大量の発ガン性物質 + 動物性たんぱく質5% = 腫瘍成長率 低
つまり、一度出来たガンに対しては「発ガン性物質」の摂取量は全く関係なく、ガンは「動物性たんぱく質」のみで成長するという事実が判明したのだ。
博士はこの事実を人間でも確認すべく、中国政府の全面協力の下、中国人の実に96%という人類史上空前の疫学調査「チャイナ・プロジェクト」を実施。
人間でもガンは「動物性たんぱく質」のみで成長するという事実を確認する。
その後の研究により、以下のような傾向も分かってきた。
動物性食品は「腫瘍の成長」を増加させる。
植物性食品は「腫瘍の成長」を減少させる。
ガンに対し、我々が真に恐れなければならなかったのは、「発ガン性物質」でも「電磁波」でも「放射能」でもなく、「動物性たんぱく質」だったのである。
※この「動物性たんぱく質」の中には、もちろん魚や卵、牛乳も含まれます。
博士はいろいろな研究の結果として、心臓病、糖尿病、肥満、各種ガン、自己免疫疾患、骨や腎臓の健康、高齢者の視力や脳障害(認知機能障害やアルツハイマー病等)の回復、予防には、プラントベース(植物性食品中心)で、ホールフード(未精製・未加工の食べ物)の食事が一番良いという事実を発見した。
この事実により、そして動物愛護に目覚めた人達により、現在アメリカでは、毎週2万人のペースでベジタリアンが増え続けており、アメリカ人の10%以上、10代の女子に至っては、実に36%以上(3人に1人)がベジタリアンになっているのである。
※動物実験に関しましては、私はもちろん反対ですが、肉が体に悪い事を証明する為には、殆どの人達には、このような方法でしか納得させる事が出来ないというのも、また事実だと思います。
T・コリン・キャンベル博士も、他の方法を模索したが、結局この方法以上に納得させる方法が無いという結論に達したと、そのジレンマを述べています。
それでは次回は、牛乳、乳製品を摂ると、女性は乳ガン、男性は前立腺ガンになる事実について、お話しをしたいと思います。
「食について(3) ダニエル書」へもどる
「食について(1) はじめに」へ
「食について(5) 牛乳、乳製品を摂ると、女性は乳ガン、男性は前立腺ガンになります」へすすむ
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プロジェクトの内容は以下のようなものだ。
「世界中の多くの子供達が栄養失調なのは、動物性たんぱく質の不足の為であるので、子供達の動物性たんぱく質の不足を補う」という取り組みである。
しかし、このプロジェクトで博士は奇妙な事実に気付く。
それは、フィリピンで発がん性物質「アフラトキシン」に汚染されたピーナッツを食べた子供達の内、「最も動物性たんぱく質を多く食べている子供達が、最も肝臓ガンになるリスクが高い」という事実だった。
この事実に驚いた博士は、以下のような実験を行なう。
発ガン性物質「アフラトキシン」を投与されたネズミを2グループに分け、動物性たんぱく質「カゼイン」が総摂取カロリーの20%のエサ(アメリカ人の平均摂取比率)のグループと、5%のエサのグループに分けて、経過を見た。
発ガン性物質 + 動物性たんぱく質20% = ガン罹患率100%
発ガン性物質 + 動物性たんぱく質5% = ガン罹患率0%
その結果なんと、ガン罹患率100対0という、驚異的な数値が出たのである。(インドや日本でも同様の実験が行われていますが、全てこれと全く同じ実験結果が出ています。)
次に博士は、以下のような実験も行なった。
すでにガンの腫瘍が出来ているネズミに、以下のような実験を行なった所、
少量の発ガン性物質 + 動物性たんぱく質20% = 腫瘍成長率 高
大量の発ガン性物質 + 動物性たんぱく質5% = 腫瘍成長率 低
つまり、一度出来たガンに対しては「発ガン性物質」の摂取量は全く関係なく、ガンは「動物性たんぱく質」のみで成長するという事実が判明したのだ。
博士はこの事実を人間でも確認すべく、中国政府の全面協力の下、中国人の実に96%という人類史上空前の疫学調査「チャイナ・プロジェクト」を実施。
人間でもガンは「動物性たんぱく質」のみで成長するという事実を確認する。
その後の研究により、以下のような傾向も分かってきた。
動物性食品は「腫瘍の成長」を増加させる。
植物性食品は「腫瘍の成長」を減少させる。
ガンに対し、我々が真に恐れなければならなかったのは、「発ガン性物質」でも「電磁波」でも「放射能」でもなく、「動物性たんぱく質」だったのである。
※この「動物性たんぱく質」の中には、もちろん魚や卵、牛乳も含まれます。
博士はいろいろな研究の結果として、心臓病、糖尿病、肥満、各種ガン、自己免疫疾患、骨や腎臓の健康、高齢者の視力や脳障害(認知機能障害やアルツハイマー病等)の回復、予防には、プラントベース(植物性食品中心)で、ホールフード(未精製・未加工の食べ物)の食事が一番良いという事実を発見した。
この事実により、そして動物愛護に目覚めた人達により、現在アメリカでは、毎週2万人のペースでベジタリアンが増え続けており、アメリカ人の10%以上、10代の女子に至っては、実に36%以上(3人に1人)がベジタリアンになっているのである。
※動物実験に関しましては、私はもちろん反対ですが、肉が体に悪い事を証明する為には、殆どの人達には、このような方法でしか納得させる事が出来ないというのも、また事実だと思います。
T・コリン・キャンベル博士も、他の方法を模索したが、結局この方法以上に納得させる方法が無いという結論に達したと、そのジレンマを述べています。
それでは次回は、牛乳、乳製品を摂ると、女性は乳ガン、男性は前立腺ガンになる事実について、お話しをしたいと思います。
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