もう少し具体的に説明します。
簡単に考えられるドル円で検討します。例えば1ドル=100円の時、FXだと1ドル買うのに、4円必要です。100円ではなく4円あれば売買ができるというだけで、実際にドルを購入できるわけではありません。
この1ドルを購入するのに必要な金額を必要証拠金といい、そのお金があれば売買が出来ます。ここで、1000円持っていれば、フルで買おうと思えば250ドル買えるわけですが、そうするとレートが下がり、1ドルが99円になったときに、250円のマイナスが生じます。すなわち含み損ですね。1000円入れていた証拠金は250円の含み損で評価額が750円になります。このことは、本来、250ドルを持つに必要な1000円を下回ることになるので、差額の250円を追証といって入金しなければ250ドルの売買ができなくなります。全部決済されて、手元に750円が残るか、お金をいれて、評価金額を1000円にするか、あるいはドルを一部決済して、180ドルくらいにまで減らすことも考えられます。
180ドルに減らすと、250ドル-180ドル=70ドル分が決済されて、為替レートが変動し、1ドル99円になったことで70円の損失が確定し、含み損として、180円の損失額が数字上計上され、180ドルに減らしたことで必要な証拠金が180ドル×4円の720円ですむようになります。
ここまではご理解いただけましたでしょうか。何回も読んでいただくと原理は理解できると思います。その5につづく。
簡単に考えられるドル円で検討します。例えば1ドル=100円の時、FXだと1ドル買うのに、4円必要です。100円ではなく4円あれば売買ができるというだけで、実際にドルを購入できるわけではありません。
この1ドルを購入するのに必要な金額を必要証拠金といい、そのお金があれば売買が出来ます。ここで、1000円持っていれば、フルで買おうと思えば250ドル買えるわけですが、そうするとレートが下がり、1ドルが99円になったときに、250円のマイナスが生じます。すなわち含み損ですね。1000円入れていた証拠金は250円の含み損で評価額が750円になります。このことは、本来、250ドルを持つに必要な1000円を下回ることになるので、差額の250円を追証といって入金しなければ250ドルの売買ができなくなります。全部決済されて、手元に750円が残るか、お金をいれて、評価金額を1000円にするか、あるいはドルを一部決済して、180ドルくらいにまで減らすことも考えられます。
180ドルに減らすと、250ドル-180ドル=70ドル分が決済されて、為替レートが変動し、1ドル99円になったことで70円の損失が確定し、含み損として、180円の損失額が数字上計上され、180ドルに減らしたことで必要な証拠金が180ドル×4円の720円ですむようになります。
ここまではご理解いただけましたでしょうか。何回も読んでいただくと原理は理解できると思います。その5につづく。