環境省は15日、京都議定書の約束期間の初年度にあたる2008年度の温室効果ガス排出量が、12億8200万トンだと発表しました。
この値、基準年の1990年度値に比べ1.6%上回っています。
しかし海外からの排出枠購入分などを削減量として繰り入れると、目標の「90年比6%減」は達成できたことになるそうです。
京都議定書では、国内の森林が吸収したCO2量や、他国が減らした量(排出枠)を買い取った分は、削減量として計算が可能(京都メカニズムといいます)。
2008年度では森林吸収で90年度比3.5%分を削減し、政府が購入した5年分の排出枠のうちの1年分(1.6%)を割り当て。
さらに電力業界が自主的に購入した排出枠(5%分)を繰り入れると、差し引き8.5%減。
・・・つまり「目標達成」ということ。
ホント?
「何やらごまかされたような~」という感覚は残ります。(そう思うのは私だけか?)
しかし排出権取引やグリーン開発メカニズムなどは認められているのだから仕方ないか。
次の段階では、自然エネルギーのさらなる普及や省エネ化を進め、絶対排出量を削るようにするのが大切
ガンバレ、ニッポン!
(写真はCOP3、温暖化防止京都会議の様子。私もNGO参加したけれど、もめにもめて難産の末に決まった「京都議定書」でした)
この値、基準年の1990年度値に比べ1.6%上回っています。
しかし海外からの排出枠購入分などを削減量として繰り入れると、目標の「90年比6%減」は達成できたことになるそうです。
京都議定書では、国内の森林が吸収したCO2量や、他国が減らした量(排出枠)を買い取った分は、削減量として計算が可能(京都メカニズムといいます)。
2008年度では森林吸収で90年度比3.5%分を削減し、政府が購入した5年分の排出枠のうちの1年分(1.6%)を割り当て。
さらに電力業界が自主的に購入した排出枠(5%分)を繰り入れると、差し引き8.5%減。
・・・つまり「目標達成」ということ。
ホント?
「何やらごまかされたような~」という感覚は残ります。(そう思うのは私だけか?)
しかし排出権取引やグリーン開発メカニズムなどは認められているのだから仕方ないか。
次の段階では、自然エネルギーのさらなる普及や省エネ化を進め、絶対排出量を削るようにするのが大切
ガンバレ、ニッポン!
(写真はCOP3、温暖化防止京都会議の様子。私もNGO参加したけれど、もめにもめて難産の末に決まった「京都議定書」でした)